- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086146760
作品紹介・あらすじ
多臣品治が大海人王子に仕えるようになってから二年。「大海人王子は、実は義兄の漢王である」という秘密も、大海人と漢の三歳の年齢差もどうにか隠せるほどになっていた。大海人の名代で明日香に赴いた品治は、時の権力者蘇我入鹿に気に入られ、館に招待された。折しも宮では蘇我一族と王族の対立が深刻化しており、品治はそれを巡る陰謀に巻き込まれることに…!?大河古代ロマン。
感想・レビュー・書評
-
明日香幻想シリーズ2巻目。
山背大兄王の自害の事件をめぐる話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の館を持つことになった大海人に品治は明日香に建てないのかというが本人にその気はない。兄は呼び寄せたがっているようだが、大王である母は反対。そんな時、明日香を訪れた品治は入鹿の館からの帰りに何者かに捕らえられる。品治の失踪を知った大海人はついに明日香へ向かうことに!!
-
シリーズニ作目。
-
明日香幻想シリーズ3作目。
随分前に読んだことがあり、久しぶりに読み返したくなったので、読書準備中。 -
明日香幻想シリーズ2巻。品治、拷問の巻。歴史的には、蘇我入鹿による斑鳩宮の山背大兄王襲撃あたりです。このシリーズの大海人は、宝姫と高向王の間に生まれた漢王ということになっています。なので、兄である葛城(天智)より実は3歳年上。
-
どうりで、ヤケに拍車をかけるワケだ。こういう展開なのか……。
そうそう、宝姫王が大活躍なのもいままでにない傾向だよね。建王しか目に入ってないのかと思ってたが。 -
明日香幻想2巻目。この人の話は本当にこの時代を小説として楽しめるのが良いです。古代史ファンとしては突っ込みたいところも諸々ありますが、それでも良い。今度は王子が品治に告白。ツボ。しかし話が痛い辛いが多くて☆4つ。