汝、歌声を望む者たちよ (汝シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146852

作品紹介・あらすじ

アズバドル村の薬師フェルガが、森で狼に喰い殺された!銀毛の狼リュグドに育てられたシャナにとっては、それはどうしても合点のゆかぬことだった-。森に入ったシャナは、旅装の青年が灰色の狼に襲われている現場に出くわす。青年は子どもの狼を抱えていた。どうやら母狼が、実の子を手にかけようとしていたらしい。シャナは、異国の言葉を話す旅装の青年と、子狼を村へ連れて帰るが…。村を訪れた異国の旅人の意外な正体。衝撃の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2


    異国からの旅人は実は…


    シャナの出生があきらかになる一冊。

    後半の怒涛の展開と、
    寂しさと郷愁ただようラストが絶品。

  • 2冊目。
    シャナの素性が明らかになる。

    歌えなくなったシャナ。
    歌ってしまったシャナ。
    その影響力が暗示する、シャナの運命。
    基本的には、スーパーヒーロー体質なんだよね。
    女の子だけど、カッコイイ。シャナは本当に強いなぁ。

    まだまだ盛り沢山感が続いてます。今後どうするんだ?


    繰り返し見る、不思議な夢。
    その所為で歌を歌えなくなってしまったシャナ。
    森で狼に襲われていた、美しい青年・ゼムノス。
    彼こそシャナの実兄であり、そのルーツを知る者だった。

    北方のクレイシア国。美しい歌声が条件の巫女長。
    その娘にして、生後半年で旅の一座に預けられた。
    それこそが、シャナのルーツ。

    ゼムノスを追いかけてきたクレイシア国の僧侶たちにより、
    連れ去られるシャナ。その行き先に待つ瀕死のゼムノス。
    そして、命が潰えようとした瞬間―――シャナが歌った。
    息を吹き返したゼムノスから、兄であることを告げられる。


    村に滞在していた旅の一座から、元・クレイシア国の巫女、
    リルトと共にクレイシア国へ帰って行った。


    その歌声は、母をも凌ぐ力に満ち、今後の火種になりそうな伏線。
    マハラ・ガロ同居開始。

  • 強い女性シャナは魅力的です。カッコいい!
    狼に育てられたシャナが、どこで剣の使い方を教わったのか、今ひとつ不思議でなりませんが…。

    今回は、また色男が登場します。
    新しいキャラクターも登場し、そして、シャナの出生が分かります。シャナって歌姫なのね。
    いやいやそれにしても、シャナとイーグはお互いどう思ってんの?じれったいわね!

  • 関係ないけど本屋のBGMがDIYの『Desire』だった記憶

  • 狼の言葉を聴けたり狼に育てられた主人公シャナは強くて、たくましかった。
    すごく読みやすかった。

  • 汝、〜のシリーズは途中までしか中学校の図書室になかったけど、ある分は借りてて、高校3年になってたまたまその話を友達にしたら持ってたから最後まで借りました。
    やっぱり物語は読み切っちゃわないとすっきりしないね。

  • イーグのシャナヘの愛があふれているね〜。
    20050319:読了

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