砂の覇王 1 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146920

作品紹介・あらすじ

カリエがエディアルドとともにカデーレの森から脱出して半月が経った。薄暮のなか、その日の目的地の途中にある村に辿り着いた頃、エディアルドの高熱に気がついたカリエ。二人は、宿をその村で求めようとしたが、訪ねる家々で冷たく断られてしまう。途方に暮れるカリエ。そこに一人の男が現れ、自分の家に来てもいいと言う。しかし一夜を過ごすことになったその家には、恐ろしい罠があった。

感想・レビュー・書評

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  • 起伏のある物語の進み方がとても好き。
    エドもかっこいいけど、ドミトリアスほんとかっこいいな、。
    そしてカリエ強い。

  • 恨みつらみが
    生きる糧になるとき
    何のためにどうやって生きるのか
    逆恨み
    どの恨みが正しい
    誰が悪くて、誰が悪くないのか
    悪い人なんて誰もいなくて
    その選択を選んだら
    自分では選べなくなってしまう
    誰かが誰かに選ばされてしまっているのか
    生きる
    自分であることを失わず
    生きるために

  • 先は王子で、今度は奴隷。物語の舞台となる国も変わった。
    前の国でも、この国でも、国の中枢近くにカリエはいる。
    この国でカリエは何をなすのだろう?
    まだまだ先なのだろうな。

  • 40:まず表紙にもえました。近! 近!

  • ドミトリアス王子に全てを打ち明けて,カリエはエディアルドとともに逃亡する.助けてもらったはずが騙されて奴隷として売られる.砂漠の後宮,わくわくする.

  • エドとカリエはいつか恋仲になるのかなぁ。

  • そこまで話広がるとは予想外。

  • ガチの奴隷になるヒロインもだけど腹下すヒーローもなかなかいない(直接描写はさすがにないけど)面食いな割にエドやコルドにはときめかないのは腹殴られたり口に手を突っ込まれたりと第一印象が悪すぎるからかな...。

  • 流血女神伝続き。タイトルが変だったのでこれまで読まず嫌いでしたが、帝国の娘がおもしろく、続きを読んでみた。
    かなり長く続きそうで、しかも先が見えない…
    あと、カリエにライバルが表れる下りはブルブラを思い出したりします。
    他人に無責任な期待をするのはよくないね。
    大きな変化を災難と受け止めるか、飛躍の機会ととらえるかは、私の自由。奴隷になることすらもそうだ、という。

    力強く、負けない女性を書いてくれる須賀しのぶさん。
    わたしの原点にある人だなあ。

    続きも楽しく読む。

  • 『帝国の娘』続編。
    ルトヴィア帝国から脱出を図ったカリエとエド。
    途中、とある村で罠にはまり奴隷として売られることに…

    まさかの展開にびっくりです。
    アルの影武者としての生活から脱したと思ったら…
    カリエの人生はジェットコースターって感じですね(・_・;)
    これからどうなっていくんだろうか…?

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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