マリア様がみてる 5 ウァレンティーヌスの贈り物〈前編〉 (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146951

作品紹介・あらすじ

2月14日。チョコレートに添えて、胸にしまい込んだ想いを表す絶好のチャンス。でも、今年のバレンタインは気が重い。というのも、その日の菓子交換が、ひと月後のホワイトデーに影響するから…。由乃から令へ-。すべてにプロ級の令のお返しは、いったいどうなるのかしら?いよいよ佳境に入った、リリアン学園の日常は!?お楽しみ!の番外短編つき。

感想・レビュー・書評

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  • なんだか前編らしくない前編だ。
    後編読んだら、あれは前編だったなあって思えるのかな。
    面白い作り。
    デート権かあ。
    権利と義務でデートってするものなのかな。
    それでも嬉しいものなのかな。
    堂なんだろうなあ…。

  • ・この作品はあまり印象には残っていなかったけど、祥子様と祐巳が自分の意見をぶつけ合う?(いや、祥子様の一方的なやつかも)というのが初めてあった回かも。ちょっと辛い。
    ・聖様、大学合格!一番に志摩子に報告に行くのが良い。静様の存在感やっぱり大きいな。
    ・楽しい黄薔薇ファミリーの短編集入ってたの忘れてた。なんだかんだ我が道行く感、いいね。
    ・薔薇様3人揃った挿絵は圧巻。
    ・令ちゃんのお風呂挿絵は、ただのイケメンでしかない。

  • 「マリみて」第5巻。

    本書では、新聞部部長・築山三奈子の発案によって開催されることとなった、リリアン女学園でのバレンタインイベントが描かれる。イベントは、"薔薇のつぼみ"が学園内に隠した直筆のメッセージカードを見つけるというもの。イベント自体は普通の「宝探し」なのだが、副賞が「"薔薇のつぼみ"との半日デート券」ということで、"薔薇のつぼみの妹"である祐巳と由乃は気が気でない。また、祐巳と祥子の間では、お互いのすれ違いから悪い空気が流れてしまい・・・。果たして「"薔薇のつぼみ"との半日デート券」は誰の手に?祐巳は無事、祥子にチョコレートを渡すことができるのか?

    普段から毅然としており、一見自己肯定感が高そうに見えるが、実際は自己肯定感が低く、思い込みが激しい祥子と、根っ子の部分で共通する祐巳とのすれ違いが上手に描かれており、「似たもの同士の"姉妹"」であることがよく伝わってくる。

    ・・・で、この巻でもやっぱり由乃が可愛くてね。1巻~2巻では「儚くて守りたくなる」という理由から「"妹"にしたいNo.1」(リリアン女学園内アンケート調査?)だったけど、今のぐいぐい強気に?甘えてくる由乃でも、間違いなく「"妹"にしたいNo.1」だわ。

  • バレンタインメインのお話。
    次期薔薇様とのデート券を巡っての宝探しゲーム。
    卒業を控えた紅薔薇様の願いでもあった、薔薇の館が生徒で溢れる光景を叶えるために開催。
    志摩子は何故かロサ・カニーナに。
    令は由乃に対抗心を燃やすファンの女の子に。
    そして祥子のカードは…

  • バレンタインデーのイベントは、
    薔薇の蕾の一日デート券!

    ドタバタやドキドキや、ほんのり切なさや、
    少しの謎を残しつつ…

    面白かった〜


    それにしても、白薔薇さまはいいキャラクターだわ


  • 祥子さまとのすれ違いというか、、、
    あぁ、違うのになぁ、想いが伝わらないってもどかしいです。そして蓉子さまはやっぱりすごい。

  • 高校生の頃読んだものを再読。何度読み返しても志摩子が白薔薇にチョコをあげた…いや、白薔薇にチョコを食われた(?)シーンがとても好き。

  •  バレンタインデー学校編。
     デート権を巡ったイベントが企画され、更に祥子チョコ嫌いの噂を聞いた祐巳が迷走していた。
     綺麗なお姉さましてる祥子さまも好きだけど、上下の姉妹に対してちょいちょい癇癪起こす祥子さまも好き。

  • 3月14日。チョコレートに添えて、胸にしまいこんだ想いを表す絶好のチャンス。でも、今年のバレンタインは気が重い。というのも、その日の菓子交換が、ひと月後のホワイトデーに影響するから・・・。
    由乃から令へ。すべてにプロ級の令のお返しは、いったいどうなるのかしら?

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