マリア様がみてる 5 ウァレンティーヌスの贈り物〈前編〉 (コバルト文庫)
- 集英社 (2000年3月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086146951
作品紹介・あらすじ
2月14日。チョコレートに添えて、胸にしまい込んだ想いを表す絶好のチャンス。でも、今年のバレンタインは気が重い。というのも、その日の菓子交換が、ひと月後のホワイトデーに影響するから…。由乃から令へ-。すべてにプロ級の令のお返しは、いったいどうなるのかしら?いよいよ佳境に入った、リリアン学園の日常は!?お楽しみ!の番外短編つき。
感想・レビュー・書評
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なんだか前編らしくない前編だ。
後編読んだら、あれは前編だったなあって思えるのかな。
面白い作り。
デート権かあ。
権利と義務でデートってするものなのかな。
それでも嬉しいものなのかな。
堂なんだろうなあ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「マリみて」第5巻。
本書では、新聞部部長・築山三奈子の発案によって開催されることとなった、リリアン女学園でのバレンタインイベントが描かれる。イベントは、"薔薇のつぼみ"が学園内に隠した直筆のメッセージカードを見つけるというもの。イベント自体は普通の「宝探し」なのだが、副賞が「"薔薇のつぼみ"との半日デート券」ということで、"薔薇のつぼみの妹"である祐巳と由乃は気が気でない。また、祐巳と祥子の間では、お互いのすれ違いから悪い空気が流れてしまい・・・。果たして「"薔薇のつぼみ"との半日デート券」は誰の手に?祐巳は無事、祥子にチョコレートを渡すことができるのか?
普段から毅然としており、一見自己肯定感が高そうに見えるが、実際は自己肯定感が低く、思い込みが激しい祥子と、根っ子の部分で共通する祐巳とのすれ違いが上手に描かれており、「似たもの同士の"姉妹"」であることがよく伝わってくる。
・・・で、この巻でもやっぱり由乃が可愛くてね。1巻~2巻では「儚くて守りたくなる」という理由から「"妹"にしたいNo.1」(リリアン女学園内アンケート調査?)だったけど、今のぐいぐい強気に?甘えてくる由乃でも、間違いなく「"妹"にしたいNo.1」だわ。 -
バレンタインデーのイベントは、
薔薇の蕾の一日デート券!
ドタバタやドキドキや、ほんのり切なさや、
少しの謎を残しつつ…
面白かった〜
それにしても、白薔薇さまはいいキャラクターだわ
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祥子さまとのすれ違いというか、、、
あぁ、違うのになぁ、想いが伝わらないってもどかしいです。そして蓉子さまはやっぱりすごい。 -
バレンタインデー学校編。
デート権を巡ったイベントが企画され、更に祥子チョコ嫌いの噂を聞いた祐巳が迷走していた。
綺麗なお姉さましてる祥子さまも好きだけど、上下の姉妹に対してちょいちょい癇癪起こす祥子さまも好き。 -
3月14日。チョコレートに添えて、胸にしまいこんだ想いを表す絶好のチャンス。でも、今年のバレンタインは気が重い。というのも、その日の菓子交換が、ひと月後のホワイトデーに影響するから・・・。
由乃から令へ。すべてにプロ級の令のお返しは、いったいどうなるのかしら?