- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086148146
作品紹介・あらすじ
高校の保健室を根城に活動するS黄尾探偵団。彼らを訪ねて、S県警の唐沢順也がやってきた。順也は「終末の子供たち」と名乗るグループが残したという死亡予告リストを見せる。その中の一人、佐野ヒカリの護衛を依頼するためだ。高校生であるヒカリの護衛は極秘に行う必要がある。そのため、行衡、五月、花音、みさおの四人を転校生として、ヒカリの高校に送りこむが、事態は思わぬ展開に…。
感想・レビュー・書評
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S黄尾シリーズの中ではKの処刑場に続く話でシリアスで猟奇的な話。それでもS黄尾らしくポイントポイントでクスリと笑える場面も有るから重いだけで終わらないのがこのお話の良い所でも有ると思う。行衡の中でのカノンの存在の大きさが分かる一冊だと思う。
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これは友達に勧められて中学の図書室で借りた本。
中1〜中2の時かな?
かなりはまった。
読みやすいテンポだし、先が気になるんだよね。
でも最終巻は読んでない気がします。 -
「ずるい、きたない、あくどい」がモットーの探偵団に、依頼が来た。<br>それは、殺害予告を出された少女の護衛をして欲しい、と言うもので――<br>Kの処刑場あたりとリンクしてます。<br>ガンガン人が死にます。はい。<br>(2002)
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近頃完結した長編シリーズの中で、個人的に最も重く痛い作品と思われる一冊。銃を撃つわ家を爆破するわ、無闇矢鱈と大暴れしまくるノリの良い他の作品も面白いですが、こういったシリアスハードな物語も上手い作家さんです。
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ヨシマチユタカその2.<終末の子供たち>。ふつうの高校生活をしているS黄尾学生年齢陣が妙に面白いです、……無理してる…?(笑)<br>
ストーリー自体は至ってシリアス、Kの処刑場、羊たちの祭壇。その辺からリンク。 -
「TSYT」シリーズ第11巻。
20041012:読了