砂の覇王〈4〉―流血女神伝 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086148153

作品紹介・あらすじ

女の身でありながら、小姓としてバルアンに仕えることになったカリエ。彼女は、ドミトリアス皇子の戴冠式とグラーシカ王女との婚礼に出席するため、タイアークへ向かうバルアンに同行することにもなる。その出発を数日後に控えたある朝、恒例の散歩の途中で、カリエはエディアルドとしばらくぶりに再会する。その時、彼の不審な態度に訝りつつも、カリエの身体に思いがけない変調が…。

感想・レビュー・書評

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  • バルアンの容赦なさ。怒涛だなぁ。
    ドーンとグラーシカお似合いすぎる。
    エドの心境がたまんないよね、どこまでも鈍そう。

  • 最初から立てられていたフラグを回収したとき
    そうだったんだね
    だから
    代役に選ばれたんだし
    だから
    ここに連れてこられた
    本人すら知らない
    周りにいた人すら知らないことを
    わずかな手がかりから近づいていく力
    本当か嘘かはこの際どうでもよくて
    もしかして
    って思わせられれば作戦成功。
    じゃあどこまで見込んでいたんだろうか
    気になる展開です。

  • 43:あにうええええ! おねえさまあ! この表紙にもえるなというのが酷です。潔癖な兄上がボロボロにならないと……いいな……。(希望)

  • ドミトリアス皇子とグラーシカ王女の結婚式と戴冠式.改めてドミトリアスの懐の広さに感動.ここは良かったけれど,またまたカリエには問題発生,バルアン王子どこまで陰謀かなのか!それと海賊,海軍が気になっている.どんどん,空間も人脈も広がって面白い.

  • エドとカリエが恋仲にならないのはよくわかったのでwドーンとグラーシカがルトヴィアをどうしていくのか、気になります。

  • やせカリエ 負けるなナイヤ ここにあり と思ったらあああ...。親衛隊結成~再度集結のくだりは何回読んでも胸が熱くなるぶんビアン様が悪役のように...。

  • 表紙の二人お似合い(*´ω`*)むっちゃ格好良い!皆さんが感想に書いているように、足を揉んでいる時の会話にはきゅんきゅんしたわ〜。でも最後のバルアンの行動が…インパクト強かった。読み終わった直後は言葉が出なかった……。カリエだけでなく、エドがどうなるのか物凄く気になる!早く続き読みたい!

  • グラーシカが王妃になってうれしい!こういう人は気持ちがよい。
    ビアンにはびっくり。
    バルアンにもびっくり。カリエにも…
    サルベーンは嫌いかも。

  • ドミトリアスとグラーシカの婚儀、尋常には終わらない。いやぁ次々に顕わになる事実。この二人なら気丈に乗り越えていくだろう。なんというかバルアンの周到さも凄い

  • 女なのに小姓としてバルアン王子に仕えることになったカリエ。
    ルトヴィア帝国のドミトリアス皇子とグラーシカ王女の婚礼に参加するバルアン王子に同行することに・・・

    表紙に悲鳴を上げるとこでした(^_^;)
    ドミトリアスとグラーシカの結婚式!
    二人ともカッコイイです!!

    今回さらにバルアンが苦手です…酷過ぎる(>_<)
    カリエとナイヤが心配。
    そして、エド!
    カリエとエドの関係がどうなるんだろう…
    ラクリゼの再登場にもドキドキです。

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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