地上より永遠に キル・ゾーン (キル・ゾーンシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086148931

作品紹介・あらすじ

ヘルに体を奪われたユージィンの強硬な姿勢により、今や火星と月の戦況は泥沼と化した。地球から戻ったキャッスルは、彼の独裁を止めるため、ふたりの関係を公表することを決意する。一方、エーリヒの監視を命じられたエイゼンは、彼がユージィンを暗殺するつもりと知った。さらには、ヴィクトールやラファエルも、ユージィンに最後の戦いを挑み…。大人気シリーズ、感動のラスト・バトル。

感想・レビュー・書評

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  • 落ち着くところに落ち着いた感じ。

  • うーん、これもまたスパっとおわったなぁ……。

  • シリーズ最終巻。やっと読み終えたー。ヴィクトールが好きだったのであの時まだ巻の半ばだったのが・・・。あそこで終わってくれたらなー。ユージィンのショックが期待より薄いしみっともなく足掻くし。キャッスルが快活で嬉しかったりします。再会の挿絵の妙齢さが素敵。シドー達が置いてきぼりですね。心象的に浅い。読み始めてしまったので最後まで読んだけど、読まなくても良かったかな、とも思います(汗)。外伝ブルーブラッドは割と好きだったけど。

  • 少女小説にあるまじきハードボイルドな作家。
    何気に、いや、あからさまにかなりおもしろい。
    彼女のおもしろさは、会話の軽妙さと冷静で哀愁に満ちた視線にあると思うんだけど、その情緒と描写がなんかもうすごく最近絶妙なんである。どうしましょう。
    ハマるきっかけになったキル・ゾーンシリーズの最終巻。とても美しい終わりだった。
    どうでもいいけど、この作品に出てくるロシア系狙撃手アレクサンドル・エイゼンが無茶苦茶好き。

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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