地上より永遠に キル・ゾーン (キル・ゾーンシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2001年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086148931
作品紹介・あらすじ
ヘルに体を奪われたユージィンの強硬な姿勢により、今や火星と月の戦況は泥沼と化した。地球から戻ったキャッスルは、彼の独裁を止めるため、ふたりの関係を公表することを決意する。一方、エーリヒの監視を命じられたエイゼンは、彼がユージィンを暗殺するつもりと知った。さらには、ヴィクトールやラファエルも、ユージィンに最後の戦いを挑み…。大人気シリーズ、感動のラスト・バトル。
感想・レビュー・書評
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落ち着くところに落ち着いた感じ。
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うーん、これもまたスパっとおわったなぁ……。
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シリーズ最終巻。やっと読み終えたー。ヴィクトールが好きだったのであの時まだ巻の半ばだったのが・・・。あそこで終わってくれたらなー。ユージィンのショックが期待より薄いしみっともなく足掻くし。キャッスルが快活で嬉しかったりします。再会の挿絵の妙齢さが素敵。シドー達が置いてきぼりですね。心象的に浅い。読み始めてしまったので最後まで読んだけど、読まなくても良かったかな、とも思います(汗)。外伝ブルーブラッドは割と好きだったけど。
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少女小説にあるまじきハードボイルドな作家。
何気に、いや、あからさまにかなりおもしろい。
彼女のおもしろさは、会話の軽妙さと冷静で哀愁に満ちた視線にあると思うんだけど、その情緒と描写がなんかもうすごく最近絶妙なんである。どうしましょう。
ハマるきっかけになったキル・ゾーンシリーズの最終巻。とても美しい終わりだった。
どうでもいいけど、この作品に出てくるロシア系狙撃手アレクサンドル・エイゼンが無茶苦茶好き。