プレイボール 1 (集英社文庫―コミック版)

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  • 集英社
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086170765

感想・レビュー・書評

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  • 何とはなく手にしてみたのだが、何度目の再読ですかなぁ。
    多分一番好きな野球漫画、今読み返しながら思い返すと、この本滅茶苦茶暗い。
    作者の最期とも相俟っているんだろうけれど、得も言われぬ薄暗さが漂ってんですよ、『キャプテン』とは違うんですよね。そこに惹かれてたのかな、この漫画を読んでいた頃はほとんど小説など読んでなかったけれども、嗜好というのは案外変わらんかもしれません。

  • まだ魂がうわついているようだな。

  • 今年の「全国高校野球選手権大会」も大詰めを迎へてまゐりました。参考までに述べると、わが母校は愛知大会(予選)の一回戦で見事コールド負けを喫したのであります。

    我が家に配達される新聞紙上では、高校野球を舞台とした漫画や映画の特集が組まれてゐましたが、一見して「何か足りない」と思ひました。
    『ドカベン』『タッチ』といつた古典から最近の高校野球漫画まで、そのヒーローと語録が紹介されてゐるのですが、紙面を見てわたくしは、「ちばあきお作品が無いぢやないか」とつぶやいたことですなあ。彼の野球漫画はもう忘れ去られたのか?
    寂しく思つたので、一般大衆に注意喚起するといふ重大使命のためにも、ここで『プレイボール』を語りたい。なほ、『キャプテン』は中学野球の話であります。

    その『キャプテン』で最初の主人公であつた谷口くんが、墨谷中学を卒業し墨谷高校に進学するのですが、その谷口くんの高校ライフを描いたのが『プレイボール』なのです。

    中学時代に指の怪我をしたため、高校に入学しても野球は断念せざるを得なかつた谷口くん。そこへサッカー部のキャプテン相木くんが声をかけます。サッカーならできるだらうと。
    持ち前の努力と根性でサッカー部でも頭角を現すのですが、ある事件をきつかけに、相木キャプテンは谷口くんの心がいまだ野球にあることを知り、野球部へ転部させるのであります。代打なら活躍できるだらうと。

    しかし谷口くんの執念は、代打屋に終らせなかつたのであります。何と曲がつた指のままで、送球の練習をするのでした。
    当初はゴロの送球でしたが、その後ノーバウンド送球にも成功します。
    ところが、今度は送球を受ける側の野手が谷口くんの球を捕球できません。みんなポロポロエラーする。なぜか?
    実は、指にひつかからないやうに投げてゐたのが原因で、知らず知らずのうちに谷口くんはフォークボールを投げてゐたのです。こんなことがあるのでせうか。(後に指の手術を済ませ、スーパー谷口として生れ変ります)

    リーダーとしてのしての谷口くんは、俺について来い式ではないやうです。自分の方針をナインに理解されず、反発を喰らふこともしばしば。しかし谷口くんは、ナインに求める以上の試練を自らに与へ、最後にはみんなの心をひとつにしてしまふ
    のです。さういへば投手の松下くんも「だけど谷口さんてふしぎな人だ...たとえやることがなんであろうと またみんなをひっぱりあげてしまった ふしぎな人だ...」と語つてゐました。

    さて、ちば漫画といへば擬音・擬態語。オノマトピア。中でも、打者がマスコットバットと二本重ねて素振りをする時の音「カキ カキ」がわたくしのお気に入り。城東高校との練習試合でそれを満喫できます。

    一番山本「がんばれよ墨谷っ...」「まかしとけって カキ カキ」⇒ホームラン
    二番太田「たのむぞ太田」「まかしとけって! カキ カキ」⇒サード強襲ヒット
    三番倉橋「たのむそ倉橋!」「オウヨ!! カキ カキ」⇒センター越二塁打
    四番谷口「たのむぞ谷口!」「(無言)カキ カキ」⇒左中間越二塁打
    五番山口「さあつづいていこうよ!」「オウヨ!! カキ カキ」⇒ライト前ヒット、送球間に二塁へ
    六番中山「さあ中山さんもつづいてくださいよ」「まかしとけって! カキ カキ」...キリがないですな。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-198.html

  • 先日全巻読み終わった。何度見ても面白くて未完であることが残念に思ったりするのだけど、いやでも、良い終わり方ですよ。

  • サッカーって、「ドカベン」の柔道くらい無くて良かったかと。これ、青葉中在学時の谷口を描くんなら高校で、なノリなのでしょうか。

  • 全巻
    女っ気が全くないけど、谷口くんの頑張りには励まされます

  • 谷口好き必読の一品。

    まぁ、ちょっとキャラ変わってますけどね。

    河川敷のグラウンドで審判をやっているところをサッカー部キャプテンに目撃され、「田所にかけあってやるよ」~その後の涙。
    読むたびに泣きます。

    ただ、、、
    指手術抜糸後、練習中に倉橋が「あのショート、谷口の本当の送球を知らんらしい」、「彼はあの腕で全国制覇をしたんですよ」(だったかな?)のくだりはちょっと納得がいってないっす。
    だって中学時代まともに投げてないじゃん。ブルペンでの投球に青葉ナインは驚いてたけどさ、イガラシも「セットポジションを覚えてもらったほうがよさそうですね」、なんていってたけどさ、投手としての結果って出してないはずなのに、なんで倉橋が知ってんだろう??

  • 文庫版全11巻。
    今でも最終巻の続きがどんなに読みたい事か…!!
    11巻時の墨高ナインの試合が見たいなあ...甲子園行ったんやろなあ...天国に行ったら読めるんかなあ(笑

  • 11

  • 熱血、スポ魂漫画の中では、傑作の一つです。

    あしたのジョーが映画化されましたが、
    プレイボールも映画化して欲しい漫画の一つです。

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著者プロフィール

1943年生まれ。『サブとチビ』(なかよし)でデビュー。『キャプテン』(月刊少年ジャンプ)、『プレイボール』(週刊少年ジャンプ)で第22回小学館漫画賞を受賞。野球マンガの新境地をひらく。1984年没。

「2017年 『キャプテン それが青春なんだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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