プレイボール 2 (集英社文庫(コミック版))

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  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086170772

感想・レビュー・書評

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  • 「ちばあきお」の野球まんが『プレイボール 1巻~4巻』を読みました。

    アニマックスでアニメが再放送されているのを観て、久しぶりに原作を読みたくなったんですよね。
    早速、息子と一緒に読みました。

    -----story-------------
    ≪1巻≫
    墨高に入学した「谷口」は、中学時代、全国野球大会で優勝の経験を持つ。
    しかし、その時の骨折が原因で、指が曲がり、ボールが投げられなくなってしまった。
    野球への情熱を捨て切れないまま、サッカー部の勧誘を受けるが…!?

    ≪2巻≫
    指の障害を抱えながらも念願の野球部に入部した「谷口」は、地区予選に出場し、的確なアドバイスで墨高を5年ぶりの初戦突破へと導いた。
    それと同時にバウンドの返球を修得。
    2回戦もナインをリードして好スタートをきるが…。

    ≪3巻≫
    初の3回戦へと進んだ墨高の相手は、シード校・東実高。
    たのみの切り札は、「谷口」が偶然マスターしたフォークボールだけ。
    序盤、墨高は5点を先取され、早くも「谷口」をマウンドへ…。
    試合の流れは一転、こう着状態へ…!?

    ≪4巻≫
    「谷口」のフォークボールは、東実高の打線を封じ込め、8回には5対2に。
    しかし疲労こんぱいの「谷口」にかわり「田所」がマウンドへ立ったとたん、絶望的な7点を失う。
    最終回、ねばる墨高は4点を追加、「谷口」を打席へ送るが…。
    -----------------------

    少年時代に読んでいた作品、、、

    もう三十年以上前ですが… そこ頃は野球が大好きで、色んな野球まんがを読んでたんですよね。

    当時はスポーツといえば、野球でしたからねぇ。

    その中でも印象に残っていた作品です。


    再読して「谷口」の、野球に取り組むひたむきな姿勢、最後まで諦めない気持ちに改めて共感、、、

    そして、「谷口」の行動に刺激された部員たちが、野球に対する気持ちを変えていく過程には感動しました。


    ラグビーにも通ずるモノが多いにありましたねぇ… 自分の持つ力を出し切り、少しでも可能性がある限り諦めないというのは、スポーツだけじゃなく、生き方として、大いに共感するモノがあります。

    全11巻らしいです、、、

    5巻以降を古本屋で探してみようかな。

  • 設定に色んな無理があるのは百も承知。それでもどう言ったらいいのか、自分の手に届きそうな場所で野球というゲームが繰り広げられているように思わせる力が確かにこのマンガにはあります。
    そして哀しい感じが何とも堪えられんのですよ、はい。

  • あどけない表情だが勝負にここまで打ち込む谷口君が熱い!

  • 現状で満足する人vs次を目指す人、の構図かと。力でねじ伏せないキャプテンが偉いのか、屈しない谷口が偉いのか。たぶん、両方とおもいます。

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著者プロフィール

1943年生まれ。『サブとチビ』(なかよし)でデビュー。『キャプテン』(月刊少年ジャンプ)、『プレイボール』(週刊少年ジャンプ)で第22回小学館漫画賞を受賞。野球マンガの新境地を開いた。1984年没。

「2021年 『キャプテン めざせ夢の甲子園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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