孔子暗黒伝 (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社 (1996年11月15日発売)
3.83
  • (37)
  • (30)
  • (47)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 379
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086170918

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コミック。開明獣が溶けて死んじゃった。私、山海経買うワ。

  • (読んだのはこちらの本の誤り)仕事仲間のオススメ本。難しくて書評が書けない。科学と歴史と宗教的な考え方が好きな人はハマる。小学校の時にブッダの漫画を読んだことを思い出した。何故かドグラマグラも思い出され。

  • ちょっと凄すぎて感想書けない…

    読んだ後、心がどこかに行ってしまって、しばらく現実に戻って来れませんでした。すごい漫画だった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「しばらく現実に戻って来れませんでした。」
      判ります、、、
      荒唐無稽を通り越して深遠だけどキッチュとも言える世界。更に先へ先へ進もうとする諸...
      「しばらく現実に戻って来れませんでした。」
      判ります、、、
      荒唐無稽を通り越して深遠だけどキッチュとも言える世界。更に先へ先へ進もうとする諸星大二郎は凄過ぎます。。。
      2013/04/09
  • 気宇壮大。孔子、老子、ブッダと同時代人をうまく配したストーリー。

  • 白川静の孔子研究をもとに、呪術師にして革命家、孔子を一応描く。
     ただ老子は出る、釈迦もでる、白亜紀と物理的につながっていたという言い訳で「実際に恐竜を飼う一族だった」と言う御竜氏も出る、五行思想のパロディで書かれた東アジアが出る、挙句の果ては「199X年にあった宇宙ステーション」が恐るべき思想を吐き出す、という壮大な本。

  • 個人的に日本の総氏神が天照だと言う事に疑問を感じ、リサーチ&フィールドワークを重ねていた中で結論に到達した。そんな矢先に手にした書籍故、創作漫画だと一蹴出来ない内容にぐいぐいと引きずり込まれた。毎度そうだが、諸星大二郎さんはクセになる(笑)孔子仏陀老子と聖人クロスの展開も満足いく流れ。オススメの書

  • 『論語』はわからないのだが、陶淵明がレトリックで
    「旅人で渡し場を問うものがいない」
    といふの(孔子)を使ってゐたなぁとか、さう言へばティラノサウルスの田舎は支那なんだよなぁとか、どっかで山岸凉子先生がこの作品の個人的に好きなシーンを褒めてゐて感動しました、とか、いろいろで何回も読む。

  • 嘘と本当をうまくこじつけてて、どっから嘘かわからなくなる。衒学的で、ややうざったくもあるが、妙な絵の感じが引き込まれる。とても面白かった。

  • 多分、これが1番最初に読んだ諸星大二郎です。
    しかし、よく考えると、なんであの時、この本を読もうと思ったのか……。だって、絵柄だって、全然好みじゃないというか、怪しいし。

    でも、これでちょっと諸星大二郎の世界にふれて、「妖怪ハンター」シリーズにいったわけです。

    この人の知識の広げ方は、すごくさりげないですねぇ。そこが、すごいと思います。

  • 暗黒神話よりこっちの方が楽しめました。絵柄に慣れたせいかも。
    孔子や仏陀の生きた時代に科学的要素(地磁気とか機械語とか)が出てくるところは興奮します。
    "それは永遠であるがゆえに対立者-すなわち永遠でないものを欲した"

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諸星大二郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×