デザイナー (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社
3.66
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本棚登録 : 391
レビュー : 68
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086172530

感想・レビュー・書評

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  • とにかく好きすぎる。
    設定もハチャメチャだけど展開がすごい。
    最後は何回も何回も読み返して、その度にジワっとくる。

  • 今や大御所の一条ゆかりさんの初期の頃の、かなり?有名なお話。
    ぐいぐい読ませて、最後までうまくまとまっている。
    ・・・が、、やはりヒロインのプライドの高さがちょっと読んでいてきつかった。
    (悪いのではなく、単純に個人的な相性)

    アリサがあまりに可愛すぎて、こんな心の綺麗なキャラって他にいるだろうか・・・って毎回思う。
    (恐らく、、私の二次元記憶の中では一番心の綺麗な人。モデルさんだから容姿もいいけど)

    私個人の意見だけど、最後は決してハッピーエンドを失った訳ではないと思う。
    あれはあれでハッピーエンドだと思っている。

  • ファッション版のプライドだと思います。強いこだわりと軋轢。ガーンとぶつかる感情と勢いと、悔しさと意地がぶつかってくる作品です。文庫版の装丁のこの本を何度も何度も読み返しました。

  • 柴門さんが影響を受けたってことで、この度読んでみた。1974年りぼんで連載って、これをりぼんで、ってすごすぎじゃないかな。そりゃみんな少女漫画系作家さん影響受けますよね。。。

  • ウワー久々にすごいものを読んでしまった!という感じ。少女漫画の傑作だ。
    トップモデルの亜美の出生は謎に包まれていたが、ある時、自分の母親が有名なデザイナーであることを知る。気が動転して交通事故を起こし、亜美はモデルを辞め、デザイナーになって母親をトップの座から引きずり落とすことを決意する。
    この復讐劇を軸に近親相姦めいた愛憎模様が渦巻いている。こんなに毒性の強い作品が40年前に生み出されていたなんて。昼ドラにもなった位ドロドロ。壮絶。

    父親と自分を捨ててまで母親が身を捧げてきた仕事に、亜美も没頭していく。皮肉なのは、母親と同じ道を歩むことで、亜美が自分に母親の血が流れていることを自覚し、彼女を理解し、尊敬の念さえ抱くようになること。それほどに母親の「デザイナー」としてのプライドは大したもんだ。
    ただ、最後の哀しき大どんでん返しが読んでて辛い…。少女漫画に救いを求めてしまうことが多く、だからこそこの作品は異彩を放っているわけだけど。いや、すごい作品だ。

  • おすすめされて初・一条ゆかり。
    トップモデルとして活躍していたが事故をきっかけに足が不自由になった亜美が、朱鷺という若き実業家のバックアップで、自分を捨てた実母への復讐を糧に母と同じデザイナーの道へ進むという作品。
    どういう展開になるのか気になって一気読みだった。
    私が昔のりぼんの漫画で知ってるのは母の影響で陸奥A子だけだから、同じ時代にこれがりぼんに掲載されていたとは驚き。
    実際昼ドラにもなったとだけあってとても濃くドラマティックな愛憎復讐劇。歪んだ愛情の結果が招いた壮絶なラストだった。

  • これぞ「The 少女漫画」。少女漫画の全てがこの一冊に収まっている。これでもかといろんな要素がぶちこみながら、物語が全然破綻していない。なんという密度の濃さだろう。しかも40年前の作品!

  •  怒涛の展開すぎてついていけなかった。
     が、この時代の少女マンガの華やかさって今とは別格であり、すごい。
     なんつーか、各キャラクターが一般人とは画一された女優オーラのある華やかさだ。今のマンガが親しみやすいご近所アイドルレベルって言ってしまっても過言ではないかも。いや言い過ぎた。

  • 久しぶりに読み返した。
    いやー、何度読んでもすごいわ。
    大枠は覚えてるのに、それでもじっくり読み込んでしまう。
    たった1冊なのにものすごい密度の濃さ。なのに展開は超速い。
    これでもか!というくらいの毎回どんでん返し的な展開。
    デザイナーと5愛のルールがやっぱり私のなかのベスト・オブ・一条ゆかりだなー。

    未完の5愛のルールはともかく、デザイナーは設定が超えぐい。
    えぐすぎる。こんなの連載してたとか昔の「りぼん」神すぎる。
    ジェットコースター的な展開だけど、設定がえぐいからそうなるだけで
    ストーリー展開としては実はそんなにえぐくないんだよね。
    最後だけはあれですけどね。

    亜美、朱鷺、麗香、明の順に好きかなー。
    明以外はみんな強烈すぎるキャラクター。

  • トップモデルの亜美は孤児だということをひた隠しにしていた。ある日、プロ並の趣味のカーレースで結城コンチェルンの御曹司・朱鷺に出会い負ける。お互い気に入らない関係だったトップデザイナーの鳳麗香が自分を捨てた女だと分かり、ショックで衝突事故を起こし、足を悪くし、モデルを引退することになった彼女の前に現われた麗香に自尊心を傷つけられ、彼女は見返したいと思っていたところへ朱鷺が現れ、亜美はトップデザイナーへの苦しい道を歩んでいく。好きになった青石氏が実の父だったことに絶望したが、立ち直り朱鷺と愛し合うようになり、結婚引退しようとするが、朱鷺とは双子の兄弟だった。

    プライドが高くて、かっこういい亜美は一条作品では一番好きなキャラクターかも。昔りぼんを読んでいた時は予告カットの彼女の絵が怖い感じで一条ゆかりは倦厭してたんだけど、こんな名作だったんだと読んで一時はまってた。すごく厳しい人生で家族に恵まれない二人だけど、亜美の性格のせいか切ないというより、潔くて物語の格好良さにうっとりする。独特のファッションも楽しい。

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