北斗の拳 全15巻・全巻セット (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 248
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784086179133

感想・レビュー・書評

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  • 北斗の拳が大好きな素敵なおじさま・・の意味不明の言動の意味を分かりたくて購入(笑)。
    全巻読み通して、ほおーっとため息。
    返事に困るギャグもだいぶ解読できた気がするし、
    口癖のように繰り返してたセリフやシーンの説明には色々な想いがこめられていたんだなーって勝手に妄想(^-^;。
    もっと早く読んでればよかった。

    描かれる女性像がワンパターンなのがちょっと気になるけど、男の夢ってことで、ご愛嬌( *´艸`)

    残酷さと愛しさと哀しさと。
    人の闇の部分と光の部分を描き切ってる感じに惹かれました。

    私的には、感情を制御しきってるようにみえるケンシロウよりも、押さえきれてないタイプの役柄が好き。
    一番好きなのはレイ、かな。

  • 思い出の漫画シリーズ。

    30歳以上のヒトで、コレに夢中にならなかった人はいないだろう。

    アニメ化、劇場アニメ化、実写映画化、続編好調、スピンオフ作品多数、パチンコ機進出………原さん、相当稼いだだろうな(笑)。

    さて本編。
    とにかく熱い漫画で、かなり熱中したのだが………。

    やはり、集英社にヤラれたか、無駄な連載引き延ばしは、何度読み返しても不快でしかない。
    “史上最大の兄弟喧嘩”までで完結させてくれたなら、文句なしの★5つだった。



    百歩譲って、天帝を巡る争いまでとしたなら、★4つつけられた。



    千歩譲っても、“修羅の国”で留めてくれたなら、★3つ半だったのに………。




    ★3つ、6ポイント半。

  •  誰もが知ってる名作「北斗の拳」を読み返してみた。
     
     「北斗の拳」はなぜこんなにも支持されたのだろう。もちろん「ひでぶ」などの残酷描写、荒廃した世紀末の世界観が当時いかにインパクトを与えたかというのもある。あの頃は世紀末=北斗の拳だった。
     しかし、改めて読んでみるとこの作品が一貫して愛をテーマにしていることが分かる。全ての登場人物が、あのラオウやサウザーでさえも愛ゆえに行動している。
     ラオウ編で終わらずカイオウ編、さらにリュウとの旅から最終章までジャンプ的な引き伸ばしで連載は続いたが、通して読んでみると全ての章が愛をテーマに結ばれていることに気づく。よく子供向けのジャンプでここまで高尚なテーマをしっかりと描いたなぁと感動する。
     ちなみにすごく長く連載していた印象があったが、全部でたった27巻。今の漫画では考えられない濃密さ。
     
     「北斗の拳」は次世代に語り継ぐべき愛の教科書である。

    • 勝沼 悠さん
      コメントありがとうございます。ジャギも外伝では愛が絡んでました。アミバは確かに。。。
      コメントありがとうございます。ジャギも外伝では愛が絡んでました。アミバは確かに。。。
      2013/07/12
  • 家族が引っ張り出していたので一冊手にとったら止まらなくなり、最後まで読んでしまいました。
    何回目かなぁ~?久しぶりに読んだけどやっぱり面白かったです。いまだに人気があるのもわかります。
    この春にはラオウの映画も公開されたんですね。スロットマシンも爆発人気機種になったらしいし。
    続編、他の方の作画による外伝など漫画もいろいろ描かれている驚異的な作品です。

    あまりに長く、有名なのであらすじははしょります。
    放浪を続ける北斗神拳伝承者ケンシロウの前にたちはだかる強敵やその中で出会った真の友。
    どの男たちも散り際が見事ですが、私はその中でもレイとシュウ、アインの最期が特に印象に残っています。
    ラオウとの闘いで秘孔新血愁を突かれ、あと三日の命となったレイがマミヤのために命を振り絞ってユダと闘い散っていく姿。
    子供たちを守るために、聖帝サウザーの十字陵の頂上石を積み上げるよう言われ、そのまま石に押しつぶされるシュウ。
    娘アスカの誇れる父になろうと、賞金稼ぎから足を洗い天帝を救うために命をおとすアイン。

    そして誰よりも強烈なのはやっぱりラオウ。
    右手をどぉーんと突き上げ、「わが生涯に一片の悔いなし!!」のセリフとともに果てる姿は名場面中の名場面。
    慈悲はなくとも愛の人、ラオウ人気が特に高いのもよくわかるなぁ。

    個人的にはやっぱりラオウが死ぬとこまでが最高ですね。以後はだらだらと長すぎ。特に終盤、ラオウの遺児が出てくるストーリーはちょっと。。。
    まあこれは当時のジャンプ編集部の方針だったのでしょうけど。
    それでも名作には変わりないです。また何年か後、忘れた頃に一気読みしようと思います。

  • 10年振りくらいに読みました。10年前に読んだ時よりも心に刺さります。大人になってから改めて読むと、命を懸けて事を成す熱い男達の話は感動で憧れます。

  • 漫画好きなのに、北斗の拳は読んだことなかったので、一気に読んでみた。
    ただ、すごい、としかいいようがない。
    何度も泣いてしまった。
    ほんとに読んでよかった。
    物語のエネルギーがすごいので、一気読みはかなり疲れる。

  • 貸してもらって久しぶりに読んだのだが、こんなに泣ける漫画だったとは…歳月経たせいか。
    原先生による変な悲鳴の解説がためになりました。連載開始当時21歳…!?

  • 今更何も書くことはないレベルの名作。

    バカも利口も楽しめる直球って感じの作品。

    いろんな本を読んできましたが三周半くらいして最終的にこれが一番面白いです。

    僕はサウザーとユダが好きです。実写ならサウザーは伊勢谷友介、ユダは若い時の沢田研二にやってほしいですね。

  • ガキの頃俺の親父が単行本を持っていて読んだ事があって結構好きだった、その後大人になってから(そういえば断片的にしか話覚えてねーな…)と思い出し、修羅の国手前あたりまでしか家にコミックスもなかったから北斗の拳がどうやって終わるのかわからなくて急に気になってこの愛蔵版を全巻大人買い。買って大正解だった。

    シリアスで劇画調なのに突っ込みどころも多い漫画なんだけどそこが妙なユーモアになってる面もある。
    ただ、北斗の拳がメインで描いたテーマは愛。それが素晴らしいところ。男女間(ユダもいるけど)の愛、友や強敵との愛、家族愛、仲間愛、兄弟や子弟愛、色んな愛が描かれていて普段全く泣かない俺もなぜか涙するという不思議な現象も。

    どんなバトルよりもこそどろみたいなブスなバットも大人になると超絶イケメンになるところに一番衝撃を受けました。
    お気に入りのキャラはシュウ、フドウ、でかいババア、お師さん、レイ、大人バット、赤鯱軍団のバンダナのおじさんetc.
    全部好きだ。

    一般的には☆3.5から4くらいかなぁとは思うけど俺は好きなので☆5。

  • 先週のアメトーク・北斗の拳芸人が面白すぎて。
    アミバの件が特に。五指裂断から後ろにしかあるけない、うわぬらばの流れ。

    ついつい大人買いしちゃいました。

    やっぱ、ラオウだね。北斗三兄弟と南斗聖拳のへんが、一番おもしろいや。
    ジャギは、まぁ四兄弟だけど、彼はねぇ。

    しかし、登場人物の過去のエピソードの、後付け感を強く感じてしまうのって、自分だけでしょうか。

    「キン肉マン」とか「男塾」とかも、エピソードの後付け感けっこうあるものな。「男塾」は別格だけど。
    どっちも、アメトークおもろかったなぁ。
    アメトークのマンガ芸人のチョイスは、今のところ外さないね。

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著者プロフィール

原哲夫:1961年東京都生まれ。1983年より連載された『北斗の拳』が、社会現象を巻き起こす大ヒット。その後も『花の慶次 -雲のかなたに-』『蒼天の拳』などヒット作を次々と世に出し、現在月刊コミックゼノンにて『いくさの子 -織田三郎信長伝-』を連載中。

「2022年 『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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