少年は荒野をめざす(文庫版) (1) (集英社C文庫)

  • 集英社 (2003年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784086180214

感想・レビュー・書評

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  • 頭殴られるような衝撃があった作品。
    この方の著作は大体読んでますが
    何度読んでもこれが一番心震える作品です。
    創作しようと言う気を根こそぎ奪われるので
    年1回程度しか読んでませんが一生手放せない。
    私が生きていく上で考える事の大本が
    大体すべて書いてある……。

  • こんなにも惹きつけられる「起」をひさびさに読んだ気がする。
    狩野は賢い。そして、純粋で柔らかい。
    時とともに流れていってしまう存在に気づき、捕まえ、それの名前に気づく。

    狩野のウェービーなロングヘアとボーイッシュなギャップが可愛かった。
    その格好も今のFUDGEみたいで、流行は巡るな〜なんて思ったり。
    しかし、時給500円には時代を感じマス。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      吉野朔実のマンガでは一番好きかも(実は毛色の違う「グルービィ ナイト」の方が思い入れは深いのですが)。
      吉野朔実のマンガでは一番好きかも(実は毛色の違う「グルービィ ナイト」の方が思い入れは深いのですが)。
      2014/04/23
  • 中学時代にめぐり合ったこの本はその後の自分に多大なる影響を与えた、今も大切な宝物のような本。
    名台詞が満載です。
    登場人物の言葉ひとつひとつに深みがある。

    友人に貸しても共感を得るのは稀な作品ですが、そんなの関係なく自分の中では特別です。

  • 中学時代にめぐり合ったこの本はその後の自分に多大なる影響を与えた、今も大切な宝物のような本。
    名台詞が満載です。
    登場人物の言葉ひとつひとつに深みがある。

  • 大人になってから読んだことが悔やまれ、また大人になったからこそ判る、少年・少女の揺れがまぶしくてしょうがなかった。大好き、この本。ガラスの十代とはこういうものなのだ、という見本(笑)。

  • 吉野朔実の世界は、美しくて強くて恐い。そうそう、中学生の頃は皆観念やら欲望やらが化け物みたいに膨れ上がって、でもそれは自分で決してコントロールできなくて。見ようによっては「なんだかんだいって守られているから甘えられる、自分に浸っていられる」のかもしれないけれど、でも本人にとっては大問題で必死だった。そんな気持ちを思い出す漫画。

  • 少女漫画の永遠のテーマでもある「私は何処にいる?」「私の居場所は?」そして自己の受け入れを扱った作品。
    題名、そして何よりラストの美しさといったらない。

    全4巻

  • 3巻まで読みました。
    4巻がアマゾンに出回るのを待ってます…泣

  • 10代の頃に出会ってたら、もっと衝撃を受けたのかも。

  • 少女漫画です。
    吉野朔実は、1970年代の少女漫画界に一大旋風を巻き起こした大島弓子、萩尾望都など「花の24年組」の流れを汲んでいる漫画家さんで私が敬愛してやまない少女漫画家の一人です。

    世間とうまく折り合いがつけられない小説家の少女が
    ある青年と出会い、恋に落ち、心中未遂をするという悲劇を迎えながらも自分と世間との折り合いをつけて、小説を書いて生き続けようと覚悟するという
    まぁ、ある意味王道と言ったら王道の少女漫画…
    ですが文学が好きな人にはおすすめしたい漫画です。
    主人公は小説家の文学少女ですし、文学からの引用が多い上に、繊細なネームも詩的で哲学的です。

    例えば、主人公の狩野都が金木犀を見つける場面でのネームにはうっとりします。

    ---
    金木犀の香りは
    砂漠の夜を連想させる

    闇に光る 強く…

    沈丁花は雨あがり

    桜は都の盛衰

    だから

    古今の東西を問わず
    桜の木の下には
    屍がごろごろしていることになっている
    ---

    安吾か梶井を彷彿とさせ、どきどきしますね。

    吉野朔実ご自身が相当な読書好きなので、『本の雑誌』で本のエッセイも連載されています。
    そちらもご一読くださいませ。

  • 正直、結局なんだったのかという気がしないでもないけど
    閉塞し鬱屈した世界と、最終的にその行為を選択するという心情、そういうのはわかる。生きていて何が正しかったのかは結局自分だってよくわからない。

  • 少女の自分探しがテーマ。
    少年の自分探しとはどうしても同じになれないんだなあ。
    何だか切ない。
    とはいえ、主人公はかなり特異。

    画風(あえてそう表現するに足る)、文体、描写、
    いずれも他とは異なり、独自の作品。
    後の作者の他の作品ほど、上手くなっていないところが、
    またテーマとあっていて、
    当時の作者にしか描けない作品になっている。

  • アイデンティティとか成熟とか。4巻のケラさんの解説が、80年代後半の空気感に触れてて沁みる。

  • 全4巻

  • ふり向くと
    私の記憶から
    とき放たれた夢の少年は
    荒野をめざして
    走ってゆくのだ
    あの時
    そうしようと
    したように
    何処までも
    何処までも


    「赦し」のお話。走っても走っても、自分を赦してやれない限り人はいつも空虚なままなのかもしれない。狩野も黄味島も相手を見つめることを通して、自分を赦していくのである。そうして彼らは荒野をめざすだけの力をつけてゆく。
    その後はもう何処までも走ってゆくだけだ。

  • この漫画家、天才。

  • 昔の絵は一条ゆかりですな。

  • これが思春期の自分探しであるきがする。
    理想の私探しの旅はとまらない。

  • 全4巻

  • 吉野朔美の代表作…かな。
    全4巻、すべて持ってます。

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