天然コケッコー 1 (集英社文庫(コミック版))

  • 集英社
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086181044

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに少女マンガにハマった〜w

  • うざいとか、妬ましいとか、痛かったり、空気読めなくて気まずい思いしたり。
    こんな日常の負の感情をあっさりとあけすけに描いてしまえるのが、くらもちふさこの凄いところ。
    主人公のそよは都会コンプレックスがあって、普通に偽善者。
    でもそんなところもなんか可愛い。
    大沢くんはかっこいいけど、無神経なエロガキ。だけど時々優しかったりします。
    十代の頃にも読んだのですが、大人になった今のほうが面白く読めてます。

  • 202010/全巻まとめて。主人公達(そよちゃん大沢くん)にあまり共感とかないし、最初はそんなに面白くないかなあと思いながら読み進めた。でも何気ない感情の動きや、嫉妬とか怒りとかうっとおしさとか照れとか…が丁寧に描かれていてよかった。

  • ふと自分の本棚を見てみると、数多くあるマンガの蔵書の中で女性作家の作品は圧倒的に少ないのですが、その中の一つがこちらの作品。本当に大好きな作品です。数年前に映画化したのでご存知の方も多いと思いますので、内容は割愛。私がこの作品を好きな理由は、他に類を見ない抜きん出た演出方法。コマ割りを2×4で左右に読ませ、次のページは見開き、また2×4に戻る。ある時は、猫が散歩したり昼寝している周りで、人間の絵は一切出ず吹き出しのみだったり。ベテラン漫画家であるくらもちさんの、マンガへの実験と挑戦を見る事ができます。初めて見たくらもちさんの作品は「アンコールが3回」だったのですが、そのオシャレな絵のラインや、破天荒でとことんわがままな主人公など、これまでにない少女漫画で衝撃を受けたのを覚えています。これからももっと斬新な演出方法を繰り出してほしいです!(ふじた)

  • くらもちふさこさんの作品の中でもトップ3に入ります。ちょっとしたエピソードが全てが愛おしい。

  • 田舎の素朴なオンナノコと東京帰りのボーイフレンドの暖かさ満点のお話。くらもちふさこ、こういうところに着地したか。流石だ。

  • ほのぼのー。
    (2007年6月16日)

  • 大好きな天然コケッコー。

    そよちゃん、って名前、子供の名前候補にしたくらい好きです(結局、違う名前にしたけど…)。

    大沢くんは、この当時はそんなに好きな存在じゃなかったなあ、自分に正直過ぎて。

    かっちゃんが割と好き。

  • 1巻を初めて見た時、「何?これ。くらもちふさこさんのマンガ?」と思いました。
    それまでのくらもちふさこさんのマンガと言えば、オシャレで都会っぽい感じだったから。
    最初見た時、つまらないと思ったけど、3巻くらいまで読んでまた1巻を読み直すと、これ、面白いな・・・と思いました。

    全校生徒たった6人という田舎の学校。
    そこに東京から転校生がやって来る。
    最初田舎だとバカにするその男の子を見返してやろうと思うそよだったが、彼に全く悪気のない事に気づく。

    そよたち中学生の話だけでなく、同じ学校の小学生、先生、そよの親たち、村の人たちの話もちゃんと描かれていて登場人物が生きています。
    だから読み進めれば読み進めるほど楽しくなる。
    話に入り込んでしまう。
    そしてまた1巻から読み直すと改めてこのマンガ考えて作ってるな~、よく出来たお話だな~と思います。

    主人公のそよが素直で素朴で性格がいい。
    全然関係ない話だけど・・・。
    何話かで血液型のことが出てきますが、それでいうと作者ってA型があまり好きじゃないのかな・・・?と思いました。
    そしてO型が好きなんじゃないかな?と。
    このマンガに出てくるちょっと難しい性格の登場人物はA型で、性格が大らかで良さそうな登場人物はO型だったので・・・。
    A型だけにちょっと悲しかった・・・。

  • 夏休みに一気読みしたらもう、もう、一気に惹きこまれてうっとり。
    少女漫画はこうでなくては、というほんの少しのもつれと仲直りと進展、そしてリアルな友達関係が丁寧でほんとにおもしろいです。
    時間をおいて何度でも読み返したい。

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著者プロフィール

1972年デビュー。『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』など少女マンガ史に残る名作を数多く発表。講談社漫画賞受賞作『天然コケッコー』は映画化もされた。長期連載『花に染む』が2016年に完結。

「2017年 『くらもちふさこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

くらもちふさこの作品

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