たそがれ時に見つけたの (陸奥A子りぼん名作選) (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086181914

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃りぼん大好きでした♡
    繊細で可憐な陸奥A子さんの描く女の子に
    とてもとても憧れていました♡

  • 超☆ピュア少女まんが。てへっ☆ て感じ。
    でも読みはじめたら慣れて、スレた自分をかわいそうに思いました。
    不安定な絵柄もやがて気にならなくなるくらい、キュンキュンです
    こういう’いわゆる’少女まんがって読んだことなかったかも。

  • 陸奥A子の初期のマンガはリボンに連載されていたが、同時期のいわゆる少女漫画とは一線を隔している。
    片想いやライバルや失恋や、少女漫画の恋愛アイテムは登場するのだが、それらを巻き込む事件も、ふんわりやわらかな波の中の出来事なので、読んでいてドキドキハラハラ、というのではない。そこがいい。
    それというのも、主人公が比較的内気な少女であることによる。
    活発、お茶目、超美少女、特異な才能の持ち主、などは、主人公として一切登場しない。
    平凡で、どちらかというと目立たない少女の恋愛がテーマであるところがいい。
    何度読んでも、どんな時に読んでも、全く物足りない感じがない。
    物語に、めまぐるしい展開や、あっと驚く仕掛けはない。
    それでも、同じ話をまた読みたいと思わせる魅力がある。

  • やっぱり好きだなぁ、陸奥A子。ぽわんとした、下品さのかけらもない雰囲気に浸れました。昔の高校生の会話とか、聞いてみたいなぁ…

  • (2014.9.12再読)
    絵がだいぶ古い感じだから、初期の頃の作品かな?
    男の子が着てるセーターとかベストが、時代を感じさせる笑

    紙粘土の指人形とか、小物がかわいすぎる。

  • いいよね、きゅんとしちゃう。

  • 1973年夏〜1977年9月号の作品集。
    全然知らないものばかりだった。初々しい感じ。

    「おはよう!スパンク」(たかなししずえ先生)の絵を連想した。
    たかなし先生の「こっちむいてスーキー」読みたいなぁ。

    (収録)たそがれ時に見つけたの/おいしい恋グスリ/
    わかって下さいお月さま/雪雪物語/樫の木陰でお昼寝すれば/
    黄色いりぼんの花束にして/たとえばわたしのクリスマス/
    いつのまにか春の色/セプテンバーストーリー

  • 全部可愛いお話なんですよ…!
    出版されたのは古いですけど…なんせ、漫画の値段が340円ですからね(笑)

    「たそがれ時に見つけたの」は、見知らぬ男の子に一目惚れするも、どこの誰か分からず…。
    そして学校では好意を持たれた男の子とその友達も含めた4人で遊ぶことが多くなり。
    だけど実は親友の好きな子、そして一目惚れしたあの人は…!という感じでしょうか^^
    まーるく収まるのがなんとも良い感じです(笑)

    「獅子座生まれのあなたさま」は、友達の間でクラスの人気の男の子宛てにラブレターを書くのが流行っているが、未だに渡した試しはなし。
    そんな時に転入生がやってきて、実は自分の星座と彼の星座は相性バッチリ!
    気になってしまい…みたいな。
    ラブレターとか星座占いとか、あー乙女~って思いますね(笑)

    「金たろうくん」は…な、なんて言うのかなぁ…!(笑)
    えーと、広大な夢を抱く故にドケチな男の子に恋しちゃう女の子が、頑張って振り向かせる、って感じかな。
    もう一人双子の男の子には好意を抱かれてるのだけど、全く気付かないっていうのがまた、少女漫画らしいですね。

    「おいしい恋グスリ」は、真面目な女の子が花を集めて恋グスリを作る話。その花集めと恋グスリをひょんな事から知ったクラスの男の子がお手伝いして、もう少しで小瓶いっぱいに恋グスリが出来る、そんな時、2人の前に現れたのは…。
    これがまた可愛いんですよー!

    「わかって下さいお月さま」は、幼馴染みの恋物語♪しかし幼馴染みの男の子は、どうもひ弱で。そのライバルである男の子は同じく頭が良いのに、男らしくたくましくて。
    彼にもそうなって欲しい!そう思う彼女なのだが・・・。
    上手い具合のすれ違い、可愛い。

    「真夏の夜の夢」は、絵本のような、童話のような超短編物語デス。

  • 70年代の作品。
    絵も私の知ってる頃とは全然違ってます。
    ストーリーもコメディ要素が強いように感じます。

    【たそがれ時に見つけたの】
    【おいしい恋グスリ】
    【わかって下さいお月さま】
    【雪雪物語】
    【樫の木陰でお昼ねすれば】
    【黄色いりぼんの花束にして】
    【たとえばわたしのクリスマス】
    【いつのまにか春の色】
    【セプテンバーストーリー】

  • 私が「りぼん」を読み始める前の作品集。見ることができてうれしかった。

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著者プロフィール

1954年生まれ。18歳で『りぼん』で漫画家デビュー。代表作「たそがれ時にみつけたの」でまたたく間に人気を得、1980年代にかけて『りぼん』の看板作家として活躍。おとめチックという新ジャンルを牽引。

「2016年 『本や紅茶や薔薇の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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