神々の山嶺 1 (集英社文庫(コミック版))

  • 集英社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086185271

感想・レビュー・書評

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  • 「メイドインアビス」のつくしあきひとの仕事部屋を取材するYouTubeで、つくし卿がお勧めしていた。
    確かにすり鉢状のアビスは、ダンテ「神曲」や本作の山や岩やを思い出させる。
    深町がミステリー的に迫っていく、羽生、岸、長谷たち。

  • マロリーは果たしてエベレスト初登頂に成功したのか?!という物語をサイドストーリーに、エベレスト登山にかける男たちを追った物語。熱いです。雪山のシーンは凍えそうだけど、熱いです。手に汗握る山の描写は、圧巻です。読みながらちょっと息が苦しくなりそうでした。

  • 全五巻をを読んだ。

    こんなにも圧倒された気持ちになるのはいつぶりだろう。
    素晴らしい、凄まじい。

    エベレスト人類初登頂にまつわるミステリーと、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂を目指す登山家を軸に進んで行くストーリーが絶妙で、のめり込むように読んだ。山の雄大さや厳しさを表す画力は他に類を見ない。

    ここに出てくる人物達への気持ちは複雑で、あえて表現するなら、挑戦者への羨望であり、強烈なエゴへの嫌悪になると思う。

    なぜ、彼らはそこまでして山に登るのだろう....

    そこに山があるから?それとも、そこに自分がいるから?

    答えのでない、禅問答。
    ただただ、圧倒された。

  • ブックオフ佐賀南部バイパス
    【Great】

  • 1993年・カトマンドゥ。カメラマンの深町は、登山家・マロリーのカメラを偶然手にしたことから一人の日本人と出会う。その男を伝説のクライマー・羽生丈二だと感じた深町は、帰国後に羽生の足跡を追い求める。そこで深町は、後輩・岸の事故や、天才・長谷との確執を知らされる。☆身震いするほど圧倒的な谷口ジローのペンタッチ。続きも読みたい。☆Kindle期間限定無料お試し。

  • 羽生丈二…男臭い。夢枕獏さん描くところの男臭さが出てる。
    「顔は間違いなく四十代の男のそれであるのに どことなく 十四・五歳の少年の色気のようなものがその写真にはあった」
    と言う表現を使う辺り。

  • 最高に渋いぜ。この人の描くおっさんほんとカッコいい

  • ebookjapanの無料キャンペーンで読破→購入。全巻、一気読みした。夢中になって読み終えた。すごい……。

  • 全5巻読了
    登山描写が絵でされてて原作より良かった。ストーリーも細かく描かれてるのでマンガの評価高いです。

  • 単独登攀の困難さに驚く。
    そして山の描写が圧倒的。

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著者プロフィール

1947年、鳥取県鳥取市出身。アシスタントを経て、1975年『遠い声』で第14回ビッグコミック賞佳作を受賞。『「坊っちゃん」の時代』シリーズ(関川夏央・作)で手塚治虫文化賞マンガ大賞、『遙かな町へ』『神々の山嶺』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。アングレーム国際漫画祭最優秀脚本賞など、海外でも数多くの賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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