はっぴぃセブン 召しませ福を (はっぴぃセブンシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

著者 : 川崎ヒロユキ

• 集英社 (2001年11月22日発売)

作品紹介・あらすじ

悪しき神々"禍ツ神"に取り憑かれたために不幸のズンドコ生活を続ける非運の少年・菊之介。そんな彼の前に現れたのは黒田くりや&北山たもんという2人の少女だった。彼女たちは七福神の神霊力を我が身に宿して"禍ツ神"と戦う女だらけの戦闘集団"はっぴぃセブン"のメンバーである。だが、そんな彼女たちとの出会いが菊之介に秘められた恐怖の力を呼び覚ますことになるのだった…。

感想・レビュー・書評

[らめるんさんの感想 · 2013年1月30日]

【展開好】七福神をモチーフにした、ドタバタハーレムなラブコメ？

主人公である菊之輔には、不幸なことばかりが起きる。両親に捨てられ、家を奪われ。
《禍ツ神》にとりつかれていた菊之介を助けたのは、はっぴぃセブンという七福神の力を受け継いだ６人の女の子たちだった。

護ってくれる女の子たちと仲良くなる主人公。けど、その記憶は《禍ツ神》を払えば消えてしまうのだった。

みたいな内容なんだけど、主人公に隠された秘密とか、キャラクターとかが生き生きとしてて楽しかった。巻末には用語辞典もある。

物語はこれから始まるんだよっていう印象もある一冊で、続きも読んでみたい。