銀盤カレイドスコープ vol.6 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago (銀盤カレイドスコープ) (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 111
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086302678

作品紹介・あらすじ

オリンピック-その輝かしい舞台に人一倍強い想いを抱く2人のアイシーセレブ、至藤響子とドミニク・ミラー。かたや生来の強制により、かたや幸運な出会いにより、氷の住人となった2人の友情と宿命、彼女たちに立ち塞がるライバル桜野タズサの影。そして2009年世界選手権。リア、ガブリー、ステイシー…世界のビッグネーム総結集のニューヨークは、空前の熱狂に包まれる。

感想・レビュー・書評

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  • 20110406
    2日間

  • 今回はタズサと因縁深い「至藤響子」と「ドミニク・ミラー」の話。
    完全にこの二人の視点の巻でタズサからの視点が一切無いのでいままでとはちょっと異なった雰囲気。
    二人のスケートを始めた頃からの話を交互に織りなしていき、結果的に二人とも世界選手権でメダルを取ることは叶わなかったが、終わり方はドミニクと響子とで陰と陽にはっきり分かれた感じ。

    前巻で登場したキャンディも一応世界選手権に出ては来ていたが、前巻最後のタズサとの対決が影響して惨敗。早々に物語から退場ぽい。
    そして今回のメインだったこの二人は・・・次の舞台のバンクーバー五輪編でタズサを苦しめるような予感がするね。

  • 今度はライバルのドミニクのお話。いつも憎まれがちな敵?キャラ視点で描かれていて、向こうはああ考えていたんだなあととても楽しんで読めた。

    今回はなんといってもラストの6人の演技シーンはいまだかつてないほど、すばらしかった。一人一人の演技の表現がすごいのに、それが6人連続とは、もう圧巻の連続でした。
    そして、いよいよこの物語も最終巻を迎えるようです。

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