- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086303163
作品紹介・あらすじ
自衛手段として銃の所持が認められ、法の秩序が変化した日本。工藤商会の白石奈美恵は府津羅組の依頼を受け、組長の令嬢・紅花を救助に向かう。そこで遭遇したのは、異様な仮面をつけた大男だった。壮絶な闘争が続く中、必死に紅花を守る奈美恵。その渦中にありながらただ守られるだけの紅花は、次第に自らも「力」を欲するようになる…。銃を手にした紅花の未来に待つものは!?第5回スーパーダッシュ文庫小説新人賞大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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一部と二部で語り部が変わるのだけど、紅花の変化(成長?)で随分と印象も変わる。
奈美恵の活躍をもうちょっと見たかったなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一冊完結。『バニラ』という本作品と同じ世界を舞台にした作品がある。
どちらも銃好きの本。 -
自衛手段として銃の所持が認められた日本、暴力団組長の令嬢紅花は組織間の闘争に巻き込まれその渦中に身を置くことに。守られるだけの身であった彼女だが、よく慕う女性が傷ついたことをきっかけに自身の身を守るため、そしてこれまで状況に流されるばかりで主体性の無かった自分を変えるために闘うための力を欲し銃を手にする。彼女がその闘いの先に得るものとは。
登場する大人のキャラたちが非常に魅力的だった、主人公の紅花の闘いの過程も丁寧で楽しめた。作者の銃に対する熱い思いもひしひしと伝わってきた。 -
俺くらいのぬるいガンオタには丁度いい銃器アクション。アクション内容、薀蓄ともにガンスミの7掛けくらいだったが、それなりに楽しめた。