- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086303750
作品紹介・あらすじ
王女ながらも、通常の鎧の三倍の装甲を誇り、輝鉄と呼ばれる鉱石により爆発的に身体能力を向上させる鎧、大甲冑を纏い、鉄球を振り回す少女エミリー。弟王との玉座を巡る争いを避けるために、辺境に身を置くエミリーだが、なおも陰謀の手は迫る。弟王派から放たれた黒い大甲冑に身を包んだ暗殺者、亡霊騎士。その突然の襲撃が屋敷を襲う。エミリーを護るために命さえも懸ける護衛騎士、装甲侍女たち。美しき王女を巡る死闘の行方は…!?第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー小説、堂々開幕。
感想・レビュー・書評
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「戦闘:暗殺者対姫様一行」というそれだけの話なのだが、とにかく熱い。敵味方どちらも「死んで欲しくない」人々なのに、容赦なく負傷し、無情に死んでいく。「人間同士の殺し合い」が真っ正面から描かれている。
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王女ながらも、大甲冑と呼ばれる身体能力を向上させる鎧を纏い、鉄球を振り回すエミリーの物語。
豪快かつエロ親父みたいな言動で、鉄球を振り回すエミリーのキャラが濃く、また内容も濃い。王座を巡る争いと、それに対するエミリーの甘さが戦いを招き、容赦ない展開が待っている。
畳み掛けるような怒涛の展開に、おもわず読み進めてしまった。
この内容を好きな人は、この絵では手に取らないんじゃないかな。絵で損してると思える作品。 -
全5巻完結
死屍累々を築いた果ての最終巻の昂揚は鳥肌物
エミリーはその性癖もあって強烈なキャラクター -
あらすじと挿し絵にによる内容詐欺にもほどがあるwwwこれはひどいwww
詐欺具合でいえばエルフェンリート並な気がする。
一見(あらすじ&挿し絵だけでの印象だと)イロモノ臭い&萌え系のソードオペラっぽいですが、いざ内容を見てみるとガチで血生臭いです。
序盤主人公のエミリーが普通にムカつくキャラというのもやや間口を狭くしているような。
しかしある程度読み進めて、ストーリーが緊迫した状況にさしかかると後はもう息つく暇も与えぬくらいシリアスが続きます。
それと展開、結末が全く読めません。
正直読んでて「マジかよ…」という思いを何度か抱かされました。(もちろんいい意味で。)
加えて死に方の描写が非常に生々しい。
ってか挿し絵がコレであの表現は無いわwww
まぁそこのギャップがゾクゾクして非常に面白かったんですけれど。
知名度が低いのが惜しすぎる。もう電撃大賞これでいこうZE!
今更中古で、しかも半分冒険気分で買った自分がいうのもなんですが、久しぶりに素直にもっと売れてもいいと思える作品でした。
第1印象で損をしている分、実際に読んでみてその印象がいい意味で裏切られたときの面白さは損を補って余りある。個人的に大当たりの1冊。
(以降ネタバレ気味のため読む予定の人は引き返しましょう)
何が読めないかっていうと登場キャラクターの生死が読めない。自分としては筆者の選択はGJ。死亡フラグビンビンのキャラが生存したり、「あーはいはいピンチワロスワロスwww」と楽観してた主要っぽいキャラがホントにあっさり死んだりと、鬱展開好きにはたまらない1冊。 -
未読
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死にまくり