迷い猫オーバーラン! 拾ってなんていってないんだからね!! (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2008年10月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086304504
作品紹介・あらすじ
都築巧は、姉と二人暮らし。潰れかけの洋菓子店『ストレイキャッツ』店長である姉はお人好しで不器用なドジッ子のため、近くに住む幼なじみの芹沢文乃の手を借りながら何とか店を維持するだけで精一杯。そこに、姉が謎の美少女を拾ってきてしまう!さらに学校では巧に思いを寄せるお嬢様や悪友達と共に新しいサークルを作ることに。しかも巧や少女達にはある共通の秘密があったのだ…。男の友情とツン美少女満載のハイテンション・ラブコメ開幕。
感想・レビュー・書評
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バターケーキのような作品
プロの作家なら誰もがこれくらいを書いてほしい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までどうやってお店を維持してきたんだろうな。
全てはお願いで何とかなっていたのか。
すべてを何とかしちゃう人なのね。 -
全12巻完結。
三人娘が優柔不断な男を巡り三竦み状態になって、ドタバタする話し。途中で夏帆がかっさらえば良かったのに! -
「著者紹介」を読むと「普段はだいたいゲームを作ってます」とあって、なるほど、という感じです。
学園モノのライトノベルで、ほぼ全編、テンプレ通りのキャラクターがドタバタやっていて、一番最後だけきれいな話にまとめるという構成になっています。ノヴェル・ゲームのシナリオによくありそうな展開です。
家康にはがんばってもっとコアなネタを吐いてもらいたいところ。 -
現代の学園物、そう分類して問題ないだろうか、その手のジャンルを読むのは珍しいことで、文脈が読みとれていないこともあるかもしれない。
その上で思うのだが、ちょっと物語が狭すぎないだろうか?
印象で言うと、ほとんどキャラの顔見せ+ラッキースケベで構成されていて、最後にやや唐突な転があって、大団円の結が来た、といった風なのだけど。
ディテールの浅さも痛い。
これはネタバレに分類されるだろうが、経営不振で潰れた孤児院出身の主人公が、ここまで店の経営に危機感を持たないのは解せない。
あるいは、北欧で戦争が起きそうだから、という理由。なぜあえて北欧なのかがちょっと見当がつかない。日本以上に考えづらい地域だと思うのだが。
こうした疑問の余地を残すネタが少なくなくて、ネタをわははと笑うのに苦労する感があった。
シリーズの顔見せのような巻であるし、これからに期待したいところだが、この一冊としてはあまりにまとまっていない。申し訳ないが星二つとする。
(追記だが、二巻で脱落した。後々面白くなるのかもしれないが、キャラクターが固まっていない段階で告白がどうだのとされて、白けてしまった) -
思ったほど「ハイテンション」じゃなかった。
キャラものなのにキャラが立ってない。そのせいかやや読みにくい印象。
まだ1巻だし今後どう動かすか期待。 -
簡単に言えば、全編プロローグ。キャラの魅力と設定だけで成立していると言っても過言ではない。そのキャラもよく言えば模範的だが、悪く言えばテンプレな感じ。
主人公が女の子に殴られたり蹴られたりする場面が異常に多いので、その手の趣向の方にはたまりません、か?
ともかく、"物語"を期待して読むのはそもそもお門違いなのかなと思います。 -
都築巧は、姉と二人暮らし。潰れかけの洋菓子店『ストレイキャッツ』店長である姉はお人好しで不器用なドジッ子のため、近くに住む幼なじみの芹沢文乃の手を借りながら何とか店を維持するだけで精一杯。そこに、姉が謎の美少女を拾ってきてしまう!さらに学校では巧に思いを寄せるお嬢様や悪友達と共に新しいサークルを作ることに。しかも巧や少女達にはある共通の秘密があったのだ……。男の友情とツン美少女満載のハイテンション・ラブコメ開幕。
希かわいい。