- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086304795
作品紹介・あらすじ
女性アレルギーを克服して、"がくぶる"しなくなったはずの御影美千緒だが、逆に女の子を見ると"どきどき"が高まりすぎて前屈みに-。そんな中、夙川可夢偉のボディガードであった甲陽園ナガレが帰国し、美千緒へ護衛権を賭けた挑戦状を叩きつけた。美千緒は可夢偉の側にいることは出来るのか!?今回もブレーキなしで突き進む、ド直球ハイスピード・ラブコメ第2弾。
感想・レビュー・書評
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女性に近づくと「がくぶる」してしまう女性アレルギーを克服したはずの美千緒でしたが、今度は女の子を見ると「どきどき」してしまう女性過敏症(要するに盛りのついたオス状態)になってしまいます。しかも、女性アレルギーが発症しなかったはずの妹・ななみの下着姿を見ても、前かがみになってしまうことに。
そんな中、可夢偉のボディ・ガードを務めるため、甲陽園ナガレが日本にやってきます。そして美千緒は彼女から、どちらが可夢偉の護衛をするにふさわしいかをかけて勝負を挑まれることに。美千緒は、おこちゃまなのに発育の良いナガレの胸を見て、女性過敏症が発症してしまいます。このままでは、1週間後に予定されているナガレとの果し合いに勝利することはできないと危機感を募らせる美千緒は、ふたたび三十郎を軍師に迎え、女性過敏症の克服のための修業を開始します。
一方、そんな美千緒の修業に付き合わされる可夢偉は、他の男には何も感じないのに、美千緒にだけ「どきどき」してしまいます。それでも彼女は、美千緒の女性過敏症を治すために、恥ずかしいイメクラ・プレイの相手役を引き受け、美千緒の母親役、妹役、姉役をこなします。しかも、そんな2人の様子を監視していたななみとウテナは、それぞれ美千緒が自分に対して禁断の恋心を抱いているのだとカン違いしてしまい、いっそう強力なアプローチを仕かけてきます。
ようやく強化メニューを終えた美千緒でしたが、ナガレとの決戦前夜、夢の中で女性アレルギーを発症するきっかけになったトラウマを思い出してしまいます。美千緒は、夢か現実か妄想か分からないまま、自分の心配をしている可夢偉を拒絶する態度を取ります。ショックを受ける可夢偉に、とりかえしのつかないことをしてしまったと落ち込む美千緒。これまで押し隠してきた心に負った深い傷に苛まれながら、彼はナガレとの決戦に挑みます。
しかし、とんだ変態ラノベだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示