迷い猫オーバーラン! 5 本気で拾うと仰いますの? (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 333
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086304900

作品紹介・あらすじ

クリスマスの事件で足を骨折した巧は、病院で正月を迎えた。文乃、希、千世の三人は競って熱烈看護中。だがそこが千世の友人で財閥令嬢である夏帆の系列病院だと分かって騒ぎに発展。マイペースな夏帆に振り回され這々の体で退院した巧と迷い猫同好会を待っていたのは、季節外れの転校生だった。折しも目前に迫るバレンタインを焦点に、新たな恋の伏兵が三人娘に予想外の展開を呼び込んでいく。その時巧の出す結論とは?そして夏帆の思惑はなんなのか?日常系ハイテンション学園ラブコメ第五幕開演。

感想・レビュー・書評

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  • 病院で騒ぎすぎですね。
    あまりにもワイワイしすぎて、周りの人たちは逆に冷めてしまうかもしれない。
    周りの人たちの個性が強くなってきた分、希さんが普通の人に見えてきました。

  •  先に読破した「僕の美しい人だから」の主人公、あるいは「檸檬夫人」で示される団鬼六の生き方のように、どうにかして自分の恋を成就させようとする懸命な努力と意思が、本作主人公に感じられない。
     恋に限らず、人任せ、流されまくり。なのに、複数の女の子に好かれるとは、どうにも理解しがたい。性格や行動ではなく、「顔」で選ばれているんじゃないのかと邪推してしまいそうだ。

  • 今回はバレンタインのお話。竹馬園夏帆がふたたびの登場。彼女が珠緒先輩を巻き込んで、文乃、千世、希の3人を振り回すストーリーです。

    今回は文乃たちの視点から語られる場面が多く、しかも彼女たちが終始珠緒先輩と夏帆さんの動向にやきもきしているので、読んでいてうっとうしさを感じてしまいます。個人的には、千世の唯我独尊的なキャラクターが封じられてしまっているのが残念です。それでも、文乃たちが自分のチョコレートを作ることを断念したときに、協同してチョコレートを作る提案をするところに千世らしさが見られたのはよかったです。

    軽快なライトノベルが好きな自分としては、他の巻に比べるとやや見劣りがするように感じてしまいます。

  • バレンタイン巻。
    延ばしすぎてよくわからなくなった感じ。
    家族を推さないから今までの巻とはやや毛色が違うかも。
    言ってしまえば、ただの「鈍感主人公ハーレムもの」になった感。

  • ただのテンプレハーレムで刺激がない。

    読むのにも一苦労したので5巻で挫折

  • 時間は前巻からあまり動かず、クリスマス直後からのお話。
    1冊完結であった3巻までと違い、時間を置かない話といい、次巻に続く書き方といい、ちょっと斬新な感じ。

    今回の迷い猫は、表紙絵からして2巻にて迷い猫同好会の面々を引っ掻き回した夏帆さんかと思いきや、彼女は次巻にお預け。
    相変わらず、彼女の行動、黒いです(笑)

    年末お正月の巧のお世話合戦も・バレンタインにちなんだストレイキャッツ3人娘の恋の駆け引き・・・も終盤には影が薄れ。
    急展開な、大吾朗と珠緒先輩との最後は2段階ほどすっ飛ばした「結婚」話に発展。

    いや、夏帆さんの行動と珠緒先輩が文乃・千世・希の3人をヤキモキさせたのは事実なんですが、なんというか3人とも見事な空回りを演じさせられた訳で。

    今巻は次巻とワンセットと考えるべきですね。

  • 今回は梅ノ森と違ったお嬢様の夏帆が物語をひっかきまわしに再登場します。

  • もう、この作品読むのつらくなってきたよー。最後の展開はまーよかったけど…

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