カンピオーネ! 8 受難の魔王たち (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 228
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086305792

作品紹介・あらすじ

ある日、護堂ははとこのさくらの訪問を受ける。さくら曰く、いま東京には暴虐の限りを尽くす魔王がいるそうで、その正体を突き止めたいとのこと。もちろんそれは七人目の神殺し・草薙護堂その人に他ならず…。困った護堂は?さらには、若き日の魔王・アレクとプリンセス・アリスが挑む事件など新神話第八弾は盛り沢山の挿話集。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 今回は短編集。本編に混ぜ込むのは難しそうな話も幾つか収録されている
    特にアレクの話は面白かったな。彼を主人公にして別ストーリーを展開することも出来たんじゃなかろうとか思えるほどに主人公要素が満載。

    だが、何よりも面白かったのは護堂の日常が描かれた話か。
    護堂は常々自分は平和主義者だ、普通だと主張しそれなりの態度も見せるもののその仮面は戦闘になるとあっさり剥がれ落ちてしまう。そういった描写も有ってか、読んでいるこちらとしては護堂は何だかんだ普通でない部分がありつつもそういった部分が発揮されるのは非日常に放り込まれた時だけなんだろうと思っていたら……。しっかりと日常部分でも普通じゃなかったと判明するのがこの話
    ここまで「普通」の枠から外れたような言動が満載なのに、自分は普通の人間だと主張できる護堂ってやっぱり変だ。だが、それでこそ草薙護堂だ、とも感じてしまう

  • 小休止の短編集。
    今後本編に関わってくるような話ばかり。

  • これが、ホントのハーレムか・・・

  • ランスロットもアーサーもどっちも出てきた。もう有名人はばんばん出て欲しい。銀の手のヌァザが雑魚並の描写でやられてるのがザンネン。

  • ドニとかアレクのお話。
    アーサー王とか、ヌアダとか、ミノス、ランスロット・デュ・ラック、堕天使レミエル、三女神エリュニエスなどなどキーワードが色々とちりばめておりましたとさ。
    少しずつ調べていこ。

  • 短編集。さくらさんと陸くんがいい味出してました。護堂でないカンピオーネの話は欧州の方で本編にも繋がる話が出てきてて。次の神・英雄はそっち方面だろうけどルクレチアが気になることを口にしてたし、今後どう展開するか楽しみです。最後のおまけは予知夢ってヤツですね、分かります(笑)

  • 主人公が出たり出なかったりする短編集。黒王子は主人公より主人公らしい行動原理持ちだなあ。
    次の本編はアーサー王で学園祭ってことでよさげ。

  • ”飛べないオランダ人”とか相変わらず名前の元ネタがそのまんま過ぎて吹いた

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