ドッグライヴ 路地裏の犬たちは、絶望の果てに (ドッグライヴシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2013年1月25日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086307222
作品紹介・あらすじ
絶望を体験した少年少女に目覚める特殊な力-"J能力"。絶望がもたらした力は、能力を得た者をいっそう深い闇へと導いた。表社会に居場所を無くした彼らが集い、犯罪集団"JUDAS"は生まれた。警察は、J能力者が関わる犯罪をJ犯罪と呼んだが、この犯罪者の多くが未成年であり、見た目では一般人と区別できないため、対処は後手に回っていた。そこで警視庁は特殊青少年対策局を組織し、J能力者に犯罪対策へ協力を求めた。こうしてスカウトされた民間協力者、それがトクショータイの犬である。「J能力なんざ勝手な絶望の末の、身勝手な力だ。そんなものを好き勝手に使うなんて間違っているだろ?」そう考え、トクショータイの犬となった四月朔日咲は、路地裏の影でJ犯罪に立ち向かう。そして咲は、父親のえん罪を晴らすために能力を使って警視庁に侵入した月見里総と出会い-。希望と絶望が交錯する、異能バトルアクション開幕。
感想・レビュー・書評
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異能バトルもの。基準があいまいだけど結構硬派な印象。
ガラスの十代までの少年少女達が、何かに絶望するとイヤボーン的な現象として異能を身に付ける。その能力でもって警察と協力して凶悪事件を解決していくという世も末な設定。
表紙に映るヒロインは、口が悪く手が早く短気っていう見た目どおりな感じである一方、わりと真面目でコミュニケーション能力もあり考えて行動する人間なので、おっかない印象は受けない。
どっちかというと主人公のほうがまるで役に立たなくて残念なスペックになっている。
取り立ててコレ、って言えるものが無かったかなぁ。ベタさは無いんだけれども…。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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