- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086310154
作品紹介・あらすじ
大晦日を乗り越え、新たな年を迎えた揉め事処理屋の紅真九郎。崩月家で正月を過ごしていると、冥理からお見合いの話を持ちかけられる。しかも、相手の少女は裏十三家の筆頭《歪空》の一人娘で!?
感想・レビュー・書評
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最近新作が出ていたことを知り、早速購入。展開に無理があるところもあったけど久しぶりの紅ワールドを堪能できた。
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次なる相手も裏十三家の一人、歪空魅空。
可愛くてスタイルもいいし結構好きなキャラだけど、紫を狙ったことだけは許されない。
ちょっと薄いのと、一番盛り上がるはずのラストバトルがあっさり気味だったけど、崩月、星噛、歪空の三家の一触即発状態とか、紅香と騎馬の絡みとか、相変わらず可愛いヒロインずとか、以前の真九郎の依頼者のその後とか良いシーンも多かった。
あの事件の真相にも少しずつ近付いて来ていて、続刊も楽しみ。 -
6年ぶりの紅シリーズの新刊。ニタつきながら読んだよ。ページ数が少なく状況説明に追われてる感じで、既発キャラクター、特に1番描写を割かれるべき紫の掘り下げが少なく残念。しかし真九郎、この巻だけで何度女性と風呂入ってんだよ、しずかちゃんかよ……
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じつに久しぶりの新作続編。
前作が中途半端な引きと、別本で結末だけというとんでもない形式だったので、もう出ないと思ってたよ(笑)
ラノベには珍しく地の分が多い作風で、雰囲気のある本作だけど、今回読んでみて、昔に比べて悲惨度が下がって読みやすくなったかな。
いやまあ、相対的にであるんだけど。
でも、割と楽しく読めたのでよかった。
ただ、逆に胸にぐっとくる場面は減ってしまった。
それは残念。
そんな本作の個人的ハイライトは、真九郎が逃げ出す選択を迷い、最後に紫のことを思って踏みとどまるところ。
それはいわば矜持だろう。
紫に恥じるようなことはできないという誇り。
その想いが真九郎を踏みとどまらせた。
結局やっぱり、彼の勇気と力の源はたった一人の小さな少女なのだ。
その関係は好きだなあ。
決着は技でも力でもなく、割とあっさりついてしまった。
まあ、落としどころかな。
この先、続きが出るかどうかわからないけど、できれば続いてほしい物語だ。 -
続編が出た、というだけでもう無条件に評価したい。
内容的にはじゃっかん展開が雑だった印象。もうちょっとラストバトルを盛り上げてくれてもよかったんだよ。
続きが出る風な終わりかたしてるけど、期待してもいいんですよね? -
読了。6年ぶりの新作。
相変わらずの完成度。贅肉のない文体、コミックのように読んでいける。
既刊も山本ナオトのコミックス全10巻も読了している読者には奇跡の1作。
出来ることなら続編を祈る。 -
ずっと待ってた新刊! 懐かしの面々! 歪空との戦いはあっさり目だったけど、やっぱりおもしろい
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続きが読めるなんて思ってもいなかった。
待ってて良かった。
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