クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫)

著者 :
制作 : 仙人掌 
  • 集英社
3.56
  • (6)
  • (16)
  • (21)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 137
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086310246

作品紹介・あらすじ

プロジェクト・クオリディア始動! ひねくれ者の高校生と天使のような女子が、都市伝説の解決に挑む! 2人の大人気作家がダッシュエックス文庫に初登場!! 新世代プロジェクトの始動を見逃すな!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 結局クオリディアは競作の共通題材ということなのだろうか
    そういう形式なのだからか共作だからかとても狭い話
    ながら主人公2人のキャラづけの面白さはさすがのできばえ
    周囲をきちんと拡げていけばよい感じになりそうだが
    それをこの形式に期待するのは無理というものか

  • 八幡ほどひねくれていない主人公は、やや普通過ぎる感じ。それに比べてヒロインの千種夜羽はとても魅力的。こういう行動原理や思考が合理的で、しかも表裏紙一重型の性格の娘は好きだわ。しかしこれもクオリディアなの?本作はたぶんプロトタイプだろうけど、その後の作品群やアニメなどと題材や構造があまりにもかけ離れている感じがする。

  • ありなっちの挿絵で読みたいやつだ。

  • いや、なんというか、すごいな。

    俺ガイルの渡航と変態王子のさがら総の合作作品。
    なにやら関連物語が夏アニメになると聞いて、手元に買ってあった本作を読んでみた。
    男女交互語りの形式で、男性はモロ八幡かと言うほど渡航の登場人物そのもの。
    一方、ヒロインはなんとも自己中なトンデモ性格で、こっちがさがら総が書いてるんだろうけど変態王子とは全く印象が違う。
    いや、ぶっちゃけこのヒロイン怖すぎるよ。
    なんだかんだでハッピーエンドなんだけど、このヒロインの性格だけはちょっと勘弁してほしい。
    そういう意味では、確かに彼女に対抗できるのは八幡的ヒネクレボッチな主人公しかいなさそうだ。

    それにしても冒頭の見た目が10割が最後にあんな形で生きてくるとはね。
    あの性格でも大丈夫なのは相当凄い。
    ヒロインの方はどうして惚れたかについては、自分の思い通りにならない人物が新鮮だったんでは?とか思ったり。
    いやまあ、あそこでヒーローよろしく助けられたのもあるんだろうけど、でもあれ本人助けられたと思ってるんだろうか?
    はなはだ疑問だ(笑)

    で、すごいのは、この絡み合った男女交互語りを合作で作ってしまったこと。
    これは凄い。
    これって、やろうと思ったら、すごく綿密な打ち合わせが必要だろうし、実際やるとなったら、めんどくさいだろうなあ。
    でも、多分それ以上に、楽しいだろうなと思う。
    なんか羨ましい。

    物語としての本題はファンタジー的ランダムT字路や終末論的世界の変容なんだろう。
    そこにどんな物語が紡がれるのかは夏アニメに期待しようかな。

  • 某所でプロジェクト・クオリディアの広告に「俺ガイル」作者の渡航の名前を見つけたのがきっかけで読み始めた本書。
    とりあえず、CHAP.2までの感想をあらすじまでに書きます。本文最初のページから「〜まである」が特徴的な「わたりん節」炸裂で、冒頭の先生と主人公との掛け合いでは俺ガイルファン的に「どこのパラレルワールドだよ!」とツッコミたくなりました。しかし、主人公とヒロインの2つの視点が交互に語られ二重構造をなす本作では、2人のすれ違いがより痛快なまであり、そして、おそらく「クオリディア」というなんらかのファンタジー的な要素も加わりさらに魅力的なストーリーになることに期待せざるをえない。そんな作品かと思います。16/3/1

    最後まで読んだので追記。以下、ネタバレ注意です。
    ネタバレといっても、プロジェクト・クオリディアとやらにつながりそうなものは本書ではほとんど姿を隠したままです。ただ、パラレルワールドの八幡が「人は見た目が九割なんて言うがあれ嘘だろ。十割だ、十割。」という信念のもと、真正のクズヒロインとやむを得ない状況により振り回され、さすがに愛想が尽きれば痛快にクズ認定して一時絶縁。しかし、ヒロインがピンチになればやはりかわいいというだけで助けに入り、そのまま一連の事案の解決までしてしまします。しかしその真相はプロジェクト・クオリディアとは無関係ですので気になる人はプロジェクトのほかの作品もよろしくね♡という作品でした。
    まぁ、まだ何もわかってないので、私はもう少し期待していようかと思います。とりあえず、これからプロジェクト・クオリディアでググって、アニメを楽しみに待ちます。

  • クオリディアプロジェクトは橘さんの方から読んだからか、思いの外“普通の”ラブコメっぽくて拍子抜けしてしまった。最後の展開はラブコメの最終地点だけど想定外すぎたので末永く爆発したらいいよ(定型文)。とりあえず主人公は渡さんの方が手掛けてるのか、別世界のヒキタニくんですかね(笑)基本はクズなんだろうけど、ヒロインのインパクトが強烈過ぎてクズに見えない不具合…(笑)最後まで明かされなかったオカルト話が他のクオリディアに繋がってく感じなのかな?

  • ヒロインがクズすぎて読むのが辛かった。顔だけはいいのに性格がくっそ最悪で高校生にして闇金融なんてやっているヒロインのきちがいめいた一人称についていけなかった。クラスメイトを友達と全く思わずナチュラルに下等生物扱いし、脅し賺し貶め勘違いでしかコミュニケーションできない。それでいて顔だけはいいのがムカつく。顔に惹かれて主人公が恋しちゃうもイラッとくる。そしてラストの唐突な朝チュン展開はなんなんだ……まったくもってついていけない。実力派作家をむやみに混ぜるとろくなことにならない。それぞれだといい感じなんだけどなぁ。さがら総の文章力と渡航のぼっち共感力はどこへ行った。

  • (リリース:邦雄さん)

  • レーベルを越えた共著作品。
    男主人公と女主人公の視点が交互に紡がれて、物語は進められる。

    これ、どっちがクズ人間を文章化できるかの勝負でもしてたのかしら。

    あと、ラストが意味深でもあり意味不明。
    シリーズ化するのかな?

    でも、ベッドインしちゃった以上に話しを終えられるの?夢オチ?

  • 完全にプロローグな1冊。わたりんがアクセルを踏み、さがら先生がシフトレバーを握っているそんな供著作かと。クズにはクズが寄ってくる類友理論で読者の幻想を殺しに来ている感じで某はまちへの対抗意識が見え隠れ……隠れてませんね丸見えです。わたりんの地の文は相変わらずセンスが光っていて面白かった。そして相変わらず感じる千葉愛。渡航先生とさがら総先生の御二方の特徴を削ること無く活かした素晴らしい作品でした。まだまだ伏線とかも投げっぱなしなので本格的に物語が動き出していくのは次巻からなのかな?とにかく2巻が楽しみです。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ライトノベル作家。東京都在住。
2010年、『変態王子と笑わない猫。』で、第6回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞を受賞し、デビュー。
趣味は将棋。

クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫)のその他の作品

さがら総の作品

ツイートする