- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086310284
作品紹介・あらすじ
神鳴沢セカイは死んだ。そして世界は改変され、今度はユウキの通う高校にセカイが転校してくるところから物語が始まる。ユウキが諦めない限り、歪な愛の喜劇は繰り返す。何度でも、何度でも──。
感想・レビュー・書評
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大きな流れは1冊目とあんまり変わらないのかな?
まだ優樹が核心には迫れていない。
学生編だけど世界がちゃんと学校に通えてない…
それでもほのぼのラブラブしてるのは
微笑ましい感じです。
妹が油断ならないです。
小学生にしてやり手過ぎる気がする(笑)
続き、何が起こるのか。
少しは前よりいい結末に至れるのか。
楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白髪(正確には銀髪だけど)赤目の悲劇的ヒロインが転校生パラレル、というと、「お、束の間の幸福な夢始まったかな」と思いましたがそんなことはなかった。まだまだ続く悲劇の予感。
というわけで、今回は続くんですね。前後編ということで、3巻が楽しみだ。 -
ヒロインのセカイという名が示すとおりに今のところセカイ系なフォーマットに乗っかっている作品。
主人公とヒロインと彼らのごく狭い知り合いの中で社会が完結しているように思われる大雑把な世界設定や、日常描写がオールタイムで空虚な感じ(個人の印象です)がセカイ系な印象をより強めている。
この空虚な感じはどうも狙った演出であるように私には思われ、それは妙にマネキン的というか記号的に過ぎるキャラクターであったり彼らの上滑りするようなやり取り(その多くがいわゆるテンプレであったりする)が読者に一歩引いた目線から見ることを望むような作用をもたらしている。
自我の肉付きが薄い、誰かの手のひらで踊っているかのような彼らが織りなす物語を指して喜劇と呼ぶならば、確かにこれは文句のつけようがないラブコメだ。
あまり好みの作風ではないのだけど、そうした定石の逆を行くようなキャラクター描写と、ゴール目前でセカイリセットを繰り返すストーリーラインには興味を惹かれるものがある。 -
可愛いモンスター神鳴沢さん可愛い。今回はほとんどの部分が二人のいちゃいちゃやりとりに割かれているため、物語の核心が気になる人にとっては蛇足っぽく感じるかもしれない。
しかし個人的には、二人のやりとりだけでも他のラブコメであまり見かけない、心のうちから溢れてくるような愛情が描かれていてとても好みだった。 -
ラブ(コメ)してる時は本当に微笑ましいラブストーリーだけど、物語が動くと本当に急転直下なセカイ系。このくらいラブコメ分が多いとサクサク読める。テンプレ通りというくらい優樹はいい男だし、世界は可愛くていい感じでした。終盤では前巻後半のような重めの雰囲気が漂ってきたけど、他の登場人物がどう絡み、ここからどう展開していくのか次も楽しみ。