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- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086500708
作品紹介・あらすじ
昨今のきなくさい状勢が、ひとりの昭和の戦争体験者の記憶の封印をひもとかせた。愛した人たちが否おうなく死を迎えていく辛さ。日々の暮らしの惨めさなど当時、女学生だった筆者の目に映った戦争とは。
感想・レビュー・書評
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最近、戦争中の実体験を書いた本に興味があり、読んでいる。料理研究家の城戸崎愛さんの戦争体験記。
高校の時に、戦争の話ばかりする年配の先生のことはみんな馬鹿にしていたし、祖母が生きているときには、詳しく話を聞こうとも思わなかった。
今になって、実際に体験した人にきちんと話を聞いておけばよかった、と悔やまれる。
ただ、体験した人たち同士でも、戦後何十年かは自らの体験について語り合うことは避けていたようだ。それは、ごく親しい仲や、夫婦であってもそうだったようだ。
こういう戦争体験を語った本をもっと読みたいのだけど、何をキーに探せばいいのかがわからないので、とりあえず雑誌の書評などで見かけたものなどから片っ端から読んでいってみようかな、と思っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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