運命の悪戯 〜隠された記憶と囚われの花嫁〜 (シフォン文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086700153

作品紹介・あらすじ

目覚めたとき、自分が誰かもわからなかったシャルロット。落馬で記憶を失った彼女に対し、夫だというバルニエ伯爵のルイ。シャルロットは、初めて会ったとしか思えないルイとの夫婦としての愛撫に戸惑う。決していやじゃないけれど、でも本当に私は彼と結婚していたの…?優しくて、ときに強引なルイに翻弄されながらも彼の愛に応えはじめたとき、シャルロットの身元を知る人物が現れて-。

感想・レビュー・書評

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  • 【エロ注意】記憶喪失物。夫というルイ。だけど、本当は敵対する貴族でみたいな話。
    体まで奪われて、「あんなに優しかったのに敵だったのね!」「違う、前から惚れてた」というのは展開は王道で楽しいですよね。
    ロミジュリ的な感じで。
    ただ、ヒーローがヒロインに惚れた理由がもっと強烈なものだったら、さらによかったなぁと。

  • 執着愛なロミジュリだなあ。ストーリーは面白かったし好みなんだけど、ヒーローがあんまり好きになれなかった。いろいろと強引で、ヒロインに同情してしまいました…

  • 記憶喪失のシャルロットに対する、ルイの言動とか行動の矛盾点があからさまでどうだろなーと読み進め、更にシャルロットに嘘がばれてからの開き直った態度が実に黒くて、こいつは嫁亡くしたら、自棄になって悪事に走る未来の悪徳領主キャラなんだろうな、と思いました(笑) そういう意味で読み返すと面白いのかもな。

  • イラストに惹かれて購入しました。よくある記憶喪失+実は仇同士だったというロミオとジュリエット話でしたけど、記憶をなくして、意識を取り戻した時に近くにいたルイから妻だと言われてから、仇同士と分かったあとのヒロイン、シャルロットの心情がよく書かれていて、ヒロインに対しては、特に違和感はなかったです。

    一方、ルイに対しては、イラストでは比較的好青年っぽく描かれてましたけど、ちょっと女性を軽視するところっていうか、恩を着せて身体を奪うつもりだったとか、ん?って思う言動をするところがあって、そこがちょっと残念でしたけど、まあ比較的OKかなってところです。

    次作も期待します。

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