恋染めし夜の褥 花街艶語 (シフォン文庫)

著者 :
  • 集英社
3.36
  • (0)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086700351

作品紹介・あらすじ

父の借金のため、貴族の娘でありながら高級妓楼に売られた蘭華。妓楼の主人は、幼い頃の初恋相手、李凰だった。彼は「俺が一流の妓女に仕立ててやる」と、夜毎、蘭華の身体に快楽を教え込んで…!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女性向け官能小説を調べようと思って、手にとって見る。絵柄からして中華風なので話もそっち向け。かなり絡みが濃厚でここまでしていいのかと感心する。物語はある意味王道のすれ違いと勘違いの恋愛もの。ほどよく中華のエッセンスが入っている良書。

  • まさかこのレーベルで女同士の絡みが出てくるとは思わなかったである……。でも、あのおねいさん素敵だった。

  • 妓楼が舞台ってことで、蘭華が水揚げするときに李凰が登場するのは予想できましたけど、いろいろ予想外の展開があって、おもしろかったです。

    互いの家が憎しみあっている貴族の家に生まれてはいたけど、偶然に出逢ったことで惹かれていっていたのに、互いの親にばれて、お互い嫌われたと思わせられてそれっきり疎遠になった蘭華と李凰。

    再び出逢ったのは、蘭華の家が窮地に陥ったときはいいのですけど、ちょっとこのときの李凰の態度に問題があったと思います。
    蘭華を助けたはずなのに、あのプロポーズはないでしょ。で、すげなく蘭華に断られた途端、妓女として蘭華を売るとか、味見とか、ダメダメです。
    よくあれで、蘭華に嫌われなかったのか不思議。

    楼主様の正体は途中でなんとなく誰かは予想が付きましたけど、最後の女同士の絡みとかには驚き。意外と嫌悪感はなかったですけど、興奮した李凰も交えて4Pにはならなくてちょっとホッとしたかな。

    後ろとか変な椅子とかちょっと微妙なHはありましたけど、全体的なお話しとしてはよかったと思います。

    あと、蘭華のイラストがいいときと悪いときがあったのは残念だったかなって思います。

  • ツンデレ同士で、おまけにお互いの家はロミジュリな関係。

    まぁ、色々ありつつも、最終的にはハッピーエンドで終わったので、良かったなと思います。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール



「2022年 『囚われの乙女は淫夜の宴に喘ぎ啼く(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

葉月エリカの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×