下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800044

感想・レビュー・書評

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  • アンティーク着物の描写が華やかで良かった。

  • 祖母の死後、蔵にしまわられた曰く付きのアンティーク着物とその着物の因縁を解く孫娘鹿乃のファンタジー。
    だらだらしてる兄良鷹と密かに恋する同居人慧と3人での謎解きは京都弁の会話でテンポ良く進んでいく。
    祖母の芙二子さんの素直になれない新妻とイケメン夫の結婚エピソードには胸がきゅんきゅんした。可愛いなぁ。
    続編がでているのでシリーズで読んでみようと思います。

  • シリーズものは失敗したくないから少しずつ買うようにして
    (以前は大人買いが好きだったけど。。。)
    これは読み続けることにしました

    あまりファンタジーが濃くなるのは得意ではないけれど
    それでも読みたいと思ったのは
    着物をとりまく物語が奥深いから

    楽しみに少しずつゆっくり読んでいこう

  • 可愛い。

  • 下鴨アンティークシリーズ第一弾。いわくつきの物語はここからはじまる。

  • 2018/6/29

  • 着物にまつわる謎を解く物語は楽しかったのですが、青春が詰まっているような作品で、おじさんにはちょっと若さが眩しかったかな。

  • いつもだったら手に取らないタイプの本ではあったのですが、アンティーク着物の単語に惹かれ。

    短編がいくつか収録されている形なのが好きでした。
    文章もきれいだし、ミステリも、短編なのにしっかりと練りこまれていて、出てくるゲストキャラたちもそれぞれに人間らしくて、決して毎回大円団にならないのも好きです。

    もともと雑誌コバルトで掲載されていたものだからなのか、すごく分かりやすい形で、主人公と准教授がくっつくんだろうなあという雰囲気が最初からぷんぷんしていて、それだけが苦手でした。
    テンプレートのように色々と魅力的なものをぶら下げた准教授と、これまた少女漫画の主人公が行くべき王道を邁進する主人公…。こういうのがウケるんだろうなあと思いつつ、方向音痴な設定だとか、さも当然に荷物持ちに男性キャラを呼び出すところだとかが、若干苦手でした。

    反対に、主人公の兄がものすごく好みのキャラだったので、たぶん、兄妹でバランスを取ってくれたのかもしれないです。

    正直なところ、メイン二人の恋模様にはさして興味はないのですが、お話の作り自体はとても魅力的で、また謎解きパートも読んでて楽しいので、読み進めようと思います。

  • 【収録作品】アリスと紫式部/ボタンと薔薇のソネット/星月夜

  • アンティーク着物にまつわる謎解きファンタジー。お祖母ちゃんとお祖父ちゃんの新婚当時のお話が好き。鹿乃ちゃんと慧と良鷹の関係性もいい。鹿乃ちゃんと慧の今後も気になる。

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著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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