下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086801102

感想・レビュー・書評

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  • これはコバルトなので幸せな決着する…はず。
    スピンオフ兄が好き

  • 慧の進もうとしている方向は本当に正しいのか、春野の危うさなどもさらに浮き彫りになった感じがする。良鷹の若い頃のエピソードは、ビターな内容ながらホンワカした。

  • 逆らえば逆らうほど気になるもの。
    鹿乃さんは最初から逆らってはいなかったようにも思うけれど。
    春野さんは一歩間違えば本当に危険人物よね。
    悪い人は殆ど出て来ないこの物語だからこそ、ある程度は安心して見ていられるけれど。
    それにしても、あの蔵の中には一体何着着物が収められているのだろう。

  • 続きが楽しみ!

  • 簡単に一歩を踏み出した鹿乃のほのかで芯の強い好意が良い。相愛に気付かず頑なに気持ちを持て余す慧は切なくももどかしい。春野を苦手としながらも拒絶し切らない鹿乃には寄り添えず、でも春野の一方的さは彼目線を読んだら各自の好意として理解出来そうな気もした。高二良鷹と幼稚園児鹿乃の話が愛らしすぎて胸が苦しい。

  • 下鴨アンティークシリーズ第5弾。今回は悲しい話が多かった様な。
    鹿乃と慧の関係性が徐々に変わって行っている。次巻でどうなるのか気になる。

  • 二人の仲がもどかしい。
    でもそれが良い!

  • 続きが気になる終わりではないか

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    京都、下鴨―。ある日、野々宮家を、見知らぬ男性が訪ねてきた。知人の女性を探しているという。聞けば、その女性の祖母が、鹿乃の祖母に着物を預けていたそうだ。鹿乃が蔵から取り出したその着物には、斜めに横切るように鮮やかな赤い糸が描かれていた。ところが、まばたきする間に、その糸は切れてしまい…?古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。

  • 慧ちゃん…切ない…。大切だからこそ蓋をしたのに。でも2人には、ずっと一緒にいてほしいな。良鷹もこれまた切ない。鹿乃ちゃんを思う良鷹が。

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著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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