下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 374
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086801638

作品紹介・あらすじ

祖母から“いわくつき"の着物の管理を引き継いだ鹿乃。まだ出していない蔵の着物も残り一枚に。ついに付き合い始めた鹿乃と慧、喪失感を覚える良鷹、三人の未来は? 大ヒットシリーズ、クライマックス!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第七弾。

    本編完結という事で、蔵にある着物もついに最後の一枚に・・。
    その“いわく”は、まさにシリーズの原点ともいえる話で、野々宮家の女性として受け継いだ鹿乃が、慧と共に素晴らしい未来を歩んで行って頂きたいです。
    そして、良鷹兄さんメインの第三話「白鳥と紫式部」は、ちょいとサスペンスちっくな仕上がりになっています。幸ちゃんが健気で可愛いくて、これからは良鷹兄さん→”良鷹父さん”と微笑ましく幸せいっぱいに暮らしてほしいです。
    あとがきの後のショートストーリーも、ほっこりする素敵なオマケですね。

  • シリーズ7弾。
    今作は、蔵の中にある不思議な着物の謎を全て解き明かす最終回です。
    最後の着物は、鹿乃の身内で先祖である人のもの。
    野々宮家に関わる着物で、それぞれ未来に受け継ぐものが明かされます。
    最終回にふさわしい終わり方で、よかったと思います。

    本編は終わり、番外編が載っています。
    番外編は鹿乃より、良鷹の方の話がメインです。
    あとがきの後にも、短編が載っているので、読み忘れに注意。

  • ついに最終巻、彗との関係も落ち着き最後の着物の謎を解く。この回が一番ミステリーかも。
    ちょっと最後は鹿乃と彗のイチャイチャはかなり薄いので
    少し不満だが、良隆のクールながらも暖かな人柄が
    感じられる巻だった。この洋館はとにかく美男美女が
    美しく暮らす雅なおやしきなのである。

  • 終わってしまったー!
    まさかの良鷹の展開に驚き。
    真帆さんとはどうなったの??

    鹿乃も慧とらぶらぶな感じ良かった。

    スピンオフでも出て欲しいなぁ。

    期待。

  • 蔵の着物も最後の一枚。鹿乃と慧が仲良くしてるとお邪魔虫したり、鹿乃の手料理を楽しみにしている慧への嫌がらせでお料理する良鷹が可愛い。生前一度話しただけの良鷹に娘を預ける亘、預かる良鷹。幸の世話をする事で良鷹も新しい生きがいというか責任が出来て、縛られてしまっていることから動けるようになるのかな。本編完結で次は番外編、楽しみ。

  • シリーズ第7弾(本編最終巻)
    「雛の鈴」「散りて咲くもの」「白鳥と紫式部」の3編と
    あとがきの後に白鳥と紫式部の少し後のお話し。
    最後の着物は、本当に最後にふさわしい着物でした。
    そして、鹿乃と慧がうまくいって、心配なのは良鷹で、
    真帆ちゃんがいるとはいえ、そういうのとは違うと
    思っていたので、白鳥と紫式部で(´。`;)ホッとしました。
    あとは番外編を残すのみです。

  • これ以上ないくらい素晴らしい完結巻だ!
    けど、もう少し先が気になる……と思っていたら番外編があるらしい。

    ●雛の鈴
    鈴の音が鳴る帯の話。
    淡島信仰と加賀手毬。
    また、野々宮の家を出て新しい関係を築き始める慧と鹿乃、そして良鷹3人の関係を描く話。

    ●散りて咲くもの
    芙二子の目録にある最後の1枚の着物。
    かつて失踪した“野々宮の女”の着物は、次世代に、芙二子に、そして鹿乃に受け継がれる着物だった。
    この話を書くために、以前の巻で信篤と汐子(鹿乃たちの曾祖父母)の話を出したのか……。

    ●白鳥と紫式部
    紫式部に始まって紫式部に終わる。
    最終巻に相応しいタイトル。

    半分以上が良鷹目線で、シリーズでは一番本格ミステリーの要素が強い話だったかも。

    いずれ慧と結婚した鹿乃は家を出ていく……その時までに良鷹は立ち直れるのか!?と誰もが心配していたところに、新しい野々宮家の一員が!
    良鷹の中学時代の同級生の子であり、父が亡くなって身寄りのない娘を引き取ることになる。
    彼女―幸はまだ十歳だが、いずれ良鷹の紫の上になったりは……しないだろうか。。。
    血、繋がってないし。
    そして幸にもどうやら不思議な力があり(何しろ亡くなった祖母の化身である白露と話ができるほど)、鹿乃が家を出ても次の代の“野々宮の女”になれそうである。

  • 主人公たちやその家族は、みんな何か研究していたり、得意分野がある人たちばかり。
    教養がある。
    何かに対して確固とした知識を持っているって素敵なことですね。
    そして、決してそれを振り回さない。
    そんなことしなくても自らの生き方の中にそれがしみ込んでいる。

  • 可愛らしいシリーズが完結。冒頭、着物も残り2枚、から始まって驚いた。もっと大量にあるのかと思ってたので。これからは鹿乃が跡継ぎとして着物も増えたりするのかもしれませんね。小さい娘さんが増えたことも驚き。

  • 2019/2/17~2/20

    蔵に眠る“いわくつき”の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に―。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で神隠しに遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは―。

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著者プロフィール

白川 紺子(しらかわ こうこ) 
三重県出身の小説家。主に女性向け小説をフィールドにしている。同志社大学文学部卒業。2011年、「サカナ日和」で第154回「Cobalt短編小説新人賞」入選。2012年、「嘘つきな五月女王(メイ・クイーン)」でロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ ~五月祭(メイ・デイ)の求婚~』で、2013年にデビュー。
代表作に、『リリー骨董店の白雪姫』シリーズ、『下鴨アンティーク』シリーズなどがある。

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