- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086802956
作品紹介・あらすじ
高1のゆめは、中学のときから片想いしている本城先輩に、バスケ部で再会する。
けれど、過去にトラウマがあり、声のコンプレックスのせいで先輩とうまく話せずにいた。
バスケ部の沙月や新田先輩のおかげでやっと仲よくなれた、その矢先。
「また明日」と言ったのに、先輩は学校に来なくなってしまう。
最初はとまどうゆめだったが…!? 恋にひたむきな高校生の甘酸っぱい青春ストーリー。
自分の声が大キライだった。
言いたいことが言えない自分も。
でも先輩に出会って、変われる気がしたんだ。
先輩との距離が少しずつ近くなっていく毎日が、楽しかった。
それなのに……。
どうかお願い。この声が、きみに届きますように……。
感想・レビュー・書評
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主人公で高校1年生のゆめは、小学生の時にからかわれたことがきっかけで自分の声が嫌いになり、みんなのいる前で大きな声が出せません。そんなゆめは中学の時から片思いしているバスケ部の本城先輩に高校で再会します。でも、声のコンプレックスで先輩とうまく話すことができません。同じバスケ部の沙月や新田先輩のおかげで少し話せるようになってきた矢先に、突然先輩は学校に来なくなりバスケ部もやめてしまいます。とても純粋でとてもまっすぐな恋と、好きな気持ちが勇気に変わる素敵なお話です。
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読み終わったあと、タイトルを見返して余韻に浸ってました。
良かったです。 -
過去に傷ついてトラウマになって臆病になった女の子が大好きな人のためにどんどん強くなり、いい友達に出会い成長していった。
大好きな人がいるということがホントに幸せでいろんなことに頑張れる。
その人が苦しんでいたら何とかしてあげたいと必死になる。
忘れていたあの頃のドキドキを感じることができた本でした。