あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
3.43
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 84
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086803441

作品紹介・あらすじ

その駅で降りたら、過去へとつながる物語が動き出す。
ノスタルジックで瑞々しい、4つの駅のちょっといい話を集めた珠玉のアンソロジー。

「駅はなにも変わってないけど……。少しずついろんなものがなくなって、なくなったものはもう戻ってこない。」(「カントリー・ロード」より)

おばあちゃんの家を処分するために降りた西武池袋線清瀬駅で見つけた家族の顔。会社に行くのが嫌で降りた江ノ島電鉄鎌倉高校前駅で出会った『人の顔が見えない』少女。JR四国予讃線伊予上灘駅で食べた塩むすび。そして、決別したはずの「能」と再会した東京駅から京都駅へ。そこで思いがけないことが待っていて……。

時が経ち、建物は古び、あのとき待っていてくれた人はもういない。
でも駅は色あせない思い出と、新しいドラマを紡いでいく。
あなたにもそんな「駅」ありますか?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かった~。読みたい本リストに入れていたら、まさかの娘が先に借りて読んでいた。笑

    面白かった、と、聞いたので、わたしも慌てて(笑)借りてきました。

    面白かった~!! (二度目)

    やっぱりほしおさなえ氏はすごい厚いパンチを繰り出してきてくれはるし、奈波はるか氏!!! なつかしい…!
    わたしが唯一読んだ奈波はるか氏はコバルトの舞妓さん(…くん?)の話で、16年ぐらい前やと思う。

    あの本も続きが気になってるんよねえ…。買うほどではない(失礼)ねんけど読みたい…。
    当時のコバルトのパワーが全開やったと思う。

    アンソロジーとしても、面白いなあと思った。
    駅をテーマってことやけど、そんなゴリゴリに「駅」って感じじゃないねんな。
    正直、テーマが駅っていうことを忘れるぐらい、主軸や主人公の視線は別のところにある。

    なのに、それぞれが大事な結論をするとき、またその岐路が駅やった。

    ああ、駅って、出発する場所やもんなって思えて、作家さま方の筆力のすごさに圧倒されたなあ。

    短編集ならではの圧。アンソロジーならではのバラエティ。ほんとうに素晴らしかった。

    アンソロジーのよさって、若いころ(わたしが)はあんまりわからなかったんやけど、最近すごい好きかも。

    ちゅうか、このくらい短くて切れ味のいい話のほうが読みやすいってだけかな。
    (長編は切れ味が悪いっていうわけではないです)

  • 崎谷さんとほしおさん目当てで呼んだ。ほしおさんの優しい文章に切なくにったり、崎谷さんの作品は、そういえばコロナを描いた物語って初めて読んだなー。現実の辛さと不思議さが絡まって好きでした。3作目のどこまでもブルーはすごくおなかかすく作品。

  • 西武池袋線 清瀬駅
    江ノ島電鉄 鎌倉駅
    JR予讃線 下灘駅
    東京駅

  • 自主規制続行中(職場からの無言の圧力)でも、本の中は自由。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『銀塩写真探偵 一九八五年の光』がある。

「2021年 『紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ほしおさなえの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
砥上 裕將
瀬尾まいこ
辻村 深月
坂木司
有効な右矢印 無効な右矢印

あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×