- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086803540
作品紹介・あらすじ
友人のパオロが倒れたという知らせに、ガブリエーレは故郷フィレンツェに戻った。幼い頃から正体不明の「黒いもや」が見えたガブリエーレには、パオロだけが同じものが見える仲間だったのだ。そして彼が倒れた原因に心当たりがあった。彼が秘密にしていた、ヴァンパイアやダンピールという闇の世界にかかわる仕事だ。フィレンツェに住む日本人が事情を知るらしく?
感想・レビュー・書評
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これは絶対続きがあるでしょ??
そうなんでしょ?
てか続きを書いてくれーー!!
と、思わずにはいられない程面白い設定と話だった。
人の負の感情から出る「黒いモヤモヤ」を食べて生きるヴァンピールと言う半吸血鬼の存在と、それを監視、管理する役をおった二ポーテと言う人達。
彼等がどういう存在でどんな関係性なのか…そもそもヴァンピールとはなんなのか。
この1冊で序章という感じ。
え、その設定面白いけどめっちゃ切ないじゃん…
と言うのが七子さんの引き込む文章で書かれていてスグ読み終えてしまった。
ここからが面白くなるのでは!?
と言う所で終わったので、是非とも続編を期待したい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼い頃の恩人からのメールで、
フィレンツェに来たガブリエーレ
黒いモヤモヤ、謎の日本人…
半吸血鬼ダンピール、
吸血鬼ヴァンパイアとの闘い
終始真面目なトーンでお話は続く。
ラストはなんだかあたたかい気持ちに -
全体的にとてもよくみる設定。主人公の鉄のように安定した精神力が一番人間を超越していた。
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先に2巻目を読んでしまったが、私にはそのほうが、この1巻目が理解しやすかった。
結果オーライってやつ。
静かな話だと思った。
Vと戦ったりもしたけど。
今も人知れず戦っているのかな。 -
アルバム。。。切ない。パオロ、本当に思いやりのある人なんだね。続きあるのかな?
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フィレンツェを舞台に、ヒトの負の感情を黒いモヤとして視ることができる元医者の卵が、突然昏睡状態に入った友人の原因を解明しようとして出会った何百年も生きているダンピールとの交流記。人の負の感情を喰らう吸血鬼はエナジーヴァンパイアの一種だけど、こういう本物の吸血鬼と絡めた設定は新鮮で面白かった。バディものとして続きがありそう。
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パオロとかっぱのあいだに流れていた心地よい時間のことを想って泣いた。
これからガブリエーレとどんなふうに仲良くなっていくのか楽しみ。続刊ください…!
著者プロフィール
辻村七子の作品





