威風堂々惡女 8 (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086804165

作品紹介・あらすじ

反乱軍の乱入により混乱を極めた瑞燕国皇宮から昏睡状態の雪媛を救出した青嘉は、追手を振り切り北の国境を越えたが、寒さと飢え、そして負傷により倒れてしまう。
目を覚ますと、そこは瑞燕国の北の国境を悩ませる遊牧民族の集落だった。
青嘉と雪媛は祖国と敵対する遊牧民の左賢王(皇太子)に連れ去られ、命を繋いでいたのだ。
苛烈な尋問の中、雪媛の正体が瑞燕国の“神女"であると明かすわけにはいかず、青嘉は自らと雪媛を商人夫婦だと偽るが……?
北の大地で囚われの身となった青嘉と雪媛だったが、そこでふたりは意外な人物と再会する。
そして皇帝・碧成の支配下を脱した雪媛は、次第に心を取り戻していく。
青嘉と雪媛、ふたりに訪れたのは束の間の休息か、それとも……?

感想・レビュー・書評

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  • (備忘用オチまで)
    北で行き倒れた青嘉と雪媛は、クルム左賢王シディヴァとナスリーンに救助される。永祥と妊娠中の純霞もおり、春蘭と名乗る雪媛の面倒を見てくれる。青嘉は腕前を買われ、回復した春蘭は競馬で優勝して一目置かれたが、シディに身元がバレる。ユルタで暮らし、ふたりはついに結ばれる。
    都の環王の下には江良と尚宇がつく。碧成の下では雨菲が代弁者となり、燦国へ赴く飛蓮に公主暗殺を命じ、飛蓮は潼雲を同行する。
    燗流と天祐が出逢い都を目指す。

  • やっぱりおもしろい!!
    シディとユスフめっちゃいい感じじゃん!!と思ったらもう結婚してた!!本当にびっくり!
    シディとナスリーンの二人も可愛いし、ユスフとナスリーンのシディの取り合いも見ていてとても微笑ましい!
    漫画で登場するのが待ちきれないほど、好きなキャラクターです!!

  • 過去編を挟んで現在に戻ってきた。
    抜け殻のようたった雪媛も純霞たちとの再会、シディヴァやナスリーンとの日々を経て復活の兆しがみえてよかった。青嘉も最初はどうなるかと思ったが、怪我もよくなり、雪媛とも…漸くここまで、本当に長かった。
    雪媛がこのまま国を離れたままな訳はないし、祖国もきな臭いし、きっとまだこの先に波乱が待っていることが容易に想像できてしまうので、今このときは北の国での束の間の春のような気がしてならない。でも、この後に起こるであろう諸々を乗り越え、2人が幸せになってほしいとひたすら願う。

  • このまま幸せになっておしまいよ
    でも、みんなを捨てられないんだよね

  • まさかそっちの理由で逃げるとは思わなんだ
    最後の楽しい時間、とかにならないといいんだけども。
    でもこのまま逃げたままにはできないよね、待ってくれている人がいるものね

  • 面白かったなぁ。

    最後、え そこ2人が出会うの?!?!

    騎馬民族の冬の暮らしを読んでいるほうも一緒に体験させてもらっているようで楽しかった。

  • 二人がようやく結ばれてにやにやしちゃった……。「これまで我慢して来たから、箍が外れたらすみません」のその後を詳しく――!!!! と思ってしまってスミマセンw

    どうでもいい話けど、今回から出て来た国が推しの名前と同じで、クルム……推しの名前……クルム……と、全く関係ない所でにやにやしてしまった。楽しみ方がろくでもなくて大変申し訳ない。

  • 混乱に乗じて雪媛を連れて都を脱出した青嘉。
    流れ着いたのは北の大地。
    そこは故国の脅威となっている北方民族の支配地だった。
    懐かしい人たちとの再会。
    歴史を変えた故に失われた命と生まれる命。
    彼女の帰りを待つ人々が故国にはいるけれど、もう少し自分自身の幸せを味わって欲しいとも思う。
    それはさておき、青嘉よかったね!表紙最高!!

  • とうとう、やっと、ご褒美回です。
    ここまで我慢したんですね笑!読者もです!

    終わりに向けて色々と布石の回でした。仲間が散って強くなって再集結するやつですねこれは。

  • あぁ、ここまで長かった。。。
    今までかなり我慢してきましたので、のセリフに全てが詰まってる笑

    新しいキャラも魅力的で続きも楽しみ。
    都はきな臭い、2人の蜜月も束の間なのだろうか

    2021.11.22
    162

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