- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086804356
作品紹介・あらすじ
これは、聖女失格の烙印を押された少女が、最強の聖女を目指す物語。
かつて神は「妖魔皇が発する瘴気で世界は滅ぶ」と託宣を下した。同時に、未来を視る『聖眼』を巫女に授け、瘴気の発生を先回りしてふせぎ、百年分だけ滅びを回避するようにも告げた。
以来、システィナ帝国では百年に一度、聖誕を祝う鐘が鳴り、皇帝選が行われる。聖女と誓約して課題をこなし、より多く瘴気の原因を封じた者が皇帝となるのだ。
初代聖女の末裔ながら何の能力も持たないシルヴィアは、天才と呼ばれる妹プリメラと比較され、家族のみならず領民からも虐げられていた。
そして聖誕を祝う夜、聖女の資格を持たないはずのシルヴィアは聖眼を得てしまう。プリメラの邪魔になるとわかれば殺される。家を飛び出したシルヴィアは、運命の出会いを果たすが…?
感想・レビュー・書評
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虐げられてたシルヴィアですが、呆気ないほどメキメキと力をつけていくので爽快。ルルカとの関係が父と娘になっていて、かなり過保護なルルカとのやり取りが楽しい。こじらせ過ぎてる妹との決着も付いてないので、このまま続くのかなという感じですが、楽しく読めました。
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うーん、またか。この作者さんは、強い女が、ライバルと拳を戦わせる話しか書けないのか。相方は、世を絶する美形で絶対的強者なのに恋愛面だけヘタレという。
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展開が早くてサクサク読める感じでした。
終わり方に少しだけ疑問が残ります。「続編でるよね?」という感じです。
キャラクターたちの関係性の変化など、今後楽しみになりそうな要素が多くあるように思えたので、続編が出てくれると嬉しいです。