推しと私の怪異調査 サトリの眼 (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社 (2024年8月20日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784086805766

作品紹介・あらすじ

高校入学後、霊能力に目覚めてしまった椎葉里瑠。人ならざる怪異と人間の感情が"視える"ようになったのだ。以来、家族や周囲と気まずくなり、家にも学校にも居場所を失う。心の拠り所は推しのアイドルグループ〈アソート〉のアキさまだが、怪異に襲われて推し活もままならない。そんな中、相談相手の心霊系Vtuber・清原こすもに心霊調査の助手のアルバイトをしないかと提案された。軍資金稼ぎのために引き受けたものの、依頼主は〈アソート〉の運営会社で、しかも現場にはアキさまが!? ステージで輝く推しを見たいのであって素顔を見たいわけじゃない――
けれど推しの距離感が近くてヤバい! オバケよりもヤバい! 推し活×オカルトの新感覚オモ怖コメディ!

感想・レビュー・書評

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  • どの話も「予想外」な真相で驚いた。
    後から考えると伏線はちゃんと用意されていたので、気付こうと思えば気付けたのだが、ミスリードが上手いというか。
    何より最終話よ。
    真相がああとなると、推しとの恋愛問題がややこしいことに。
    主人公が取った行動は正しかったと思う。
    それ以上に向こうの諦めが悪かったが。

    オカルトにアイドル、推し活と要素盛り沢山ながら、ミスリードが味わえるオカルトミステリとしても楽しめた。
    上記の通り、推しとの恋愛話も絡めてくると応援が難しくなるけれども。
    結ばれたとしてもなあ……それはそれで問題が。
    心霊事件より余程難しい問題な気がする。

  • 913-T
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