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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784086806046
作品紹介・あらすじ
謎の生命体『黒禍』の出現により、ファンタジーの存在だった『魔法少女』が現実に活躍する社会となった東京。30歳独身会社員・花咲ゆめりの唯一の趣味は魔法少女オタク。なにかと親しげに話しかけてくれる同僚の颯太が気になるものの、自分などが釣り合うわけないと想いを胸に秘め、平凡で地味な人生を送っていた。
そんなある日、颯太が黒禍に襲われている現場に遭遇してしまうゆめり。そこへ現れたのは、異世界からやってきた『妖精』を名乗る謎の少女騎士・ミラ。彼女に乞われ、ゆめりは颯太を救うため魔法少女となる契約を結ぶが、変身後の姿は自分の理想を詰め込んだ15歳の美少女となっていて――!? 大人になりきれなかった少女たちに贈る、リリカルお仕事ストーリー。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
魔法少女の夢と現実が交錯する物語は、主人公の平凡な会社員・花咲ゆめりが、憧れの存在である魔法少女になることで描かれます。彼女は特別な才能や容姿を持たず、ただ「魔法少女を愛している」という情熱で自らを奮...
感想・レビュー・書評
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あなたにとって、魔法少女はどのような存在ですか?
憧れの存在、愛でたい推し、くだらない創作物、いかにもオタクが好きそうなど……肯定的な意見も否定的な意見も、ちょっとググれば山ほど出てくるでしょう。それくらい魔法少女は、広く知られているひとつのコンテンツです。
そんな魔法少女と今私たちが暮らす現代が上手く混じり合った作品がこの"わたしが魔法少女になっても"だと思います。
主人公の花咲ゆめりは秀でた才能を持っているわけでもなく、優れた容姿を持っているわけでもなく「魔法少女を愛している」という自覚と自信で自分を奮い立たせながら憧れの業界にしがみつく女性です。
私は普段あまり登場人物に感情移入しながら本を読むタイプではなく、登場人物のバックボーンを踏まえた上で心境を想像し泣いてしまう人間なのですが今回ゆめりちゃんには珍しく感情移入してしまいました。
私も魔法少女が大好きだったし、プリキュアの変身玩具を持っていました。いつから子供向けだと思ってしまうようになったのか思い出せないことに、今更気付いて少しショックを受けるほどに私はゆめりちゃんに惹かれていました。
作中は少量の恋愛要素も含んでいますが、とにかく女の子の好きなものがこれでもかと詰め込まれていて不思議と全ページがキラキラと輝いてみえるくらいです。私の大好きな強く逞しくアイドルとして輝くかのんちゃんも、ミーティアを支えるアイギスも、全員素敵に輝いていました。
今年出会った本の中でトップクラスに入るほど素敵な物語でした!
小さい頃、魔法少女に憧れた自分に会えるようなお話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めての作家さんでしたが、先の気になる展開であっという間に読めました。特にライブシーンの表現は圧巻で、本当にライブ会場にいるような高揚感を感じました!魔法少女の物語をうまく大人向けにチューニングされていると思います。
趣味に熱中したまま大人になってしまった人には刺さるのでは?自分は完全にこの物語のターゲットにどんぴしゃだったので、そうでない人が読んでも面白いのか、感想を聞いてみたいです。 -
魔法少女オタクの平凡な会社員であるゆめり。地味で要領あまりよくなくて、このまま日々が過ぎるかと思う彼女は、突然魔法少女として契約することになる。
魔法少女と怪物の戦いが現実となった世界。
アニメの魔法少女と現実の魔法少女。理想の魔法少女と自分という魔法少女。
幼いときから憧れていた魔法少女になったからこそ、葛藤しながら悩みながら、それでも仕事も魔法少女業も進んでいく。
小さい時に楽しんでいたような夢と憧れが詰まった王道魔法少女ストーリーと、当たり前のように過ごす会社員としての現実。色鮮やかな糸とモノクロの糸はギャップがありながらも調和して、素敵な衣装を織りなすかのように見える。この素敵な物語は今確かにここにいる私を、幼いときのようにわくわくする空想の世界に手を引いて連れて行ってくれるかのようだった。 -
現実×魔法少女の物語。
詳しい設定がよくわからなかったけど、戦う女の子は美しい
氏家仮名子の作品
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