魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う (Jump j Books)

  • 集英社 (2007年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087031836

みんなの感想まとめ

キャラクターの深い内面を掘り下げた物語が展開され、特に笹塚の過去に焦点が当てられています。復讐心に囚われた彼が、周囲の影響を受けながらどのように変わっていくのかが描かれ、読者はその心情の変化に引き込ま...

感想・レビュー・書評

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  • 笹塚のキャラクター造形を掘り下げるための物語だった。復讐心に囚われたキャラクターの死を目の当たりにし、笹塚は復讐心を捨ててサイを自分なりの方法で追い詰めていくことを決心していた。それは、本編とつじつまを合わせようとすると矛盾点が生まれてしまう心情の変化だった。本編での笹塚は復讐心を滾らせ、タバコの煙で本心を隠しながら生き、結局はシックス(サイの生みの親)に復讐心をぶつけた挙句に殺されてしまう。本編の完結前に書かれた物語だから仕方ないが、本編の読後に読むと笹塚の発言に疑問符が浮かんでしまう。本作はあくまでもスピンオフとして割り切るしかないのだろう。

  • 笹塚さんの過去の話。東山彰良の文章は読みやすかった。笛吹さん(笑)

  • 笹塚刑事とサイの関係を本編とは別に補完する外伝にふさわしいノベライズ。それにしても、漫画原作だからというか、少年ジャンプからの派生だからなのか、読み安すぎて、すぐ読み終えてしまうのが、ちょっと哀しい

  • 笹塚さんの事件後の空白期間がきになると思ってたらここで回収されてるとは!良いスピンオフだ。

  • 笹塚さん好きは読むべき

  • 笹塚さんの空白の一年。
    空白の一年、笹塚さん渡米してたのか!
    そして、笹塚さんはそこであの戦闘スキルの高さを色々な経緯があって軍人上がりのマフィアの人から叩きこまれた。
    なんか壮絶な一年を送ってたんだな笹塚さん。
    でも、笹塚さんが殺せない人で良かった…!
    笹塚さんってほんとに温かい人だよな。

  • “「でっかい蝶すね」石垣がやってきて、蝶をのぞきこんだ。「あれ?翅になんか書いてませんか?アルファベットと数字みたいすね」
    「......アサギマダラだよ」
    「は?」
    「春に北上、秋に南下、それを毎年くりかえすんだ......こいつも、いまから台湾あたりまで飛んでいくんだろうな」
    「蝶が海をわたるってことすか?」
    「......直線距離で千五百キロ移動したやつもいるらしい。翅に書いてあるのはマーキングといって、移動距離を調べるためのものだ......くわしい生態はまだ謎だが」
    「『謎』ですか?」
    そう言って首をにゅっと差しこんできたのは、桂木弥子魔界探偵事務所の助手、あのネウロとかいう変な男だ。
    そのせいで、蝶がふわりと花から離れた。
    「こんにちは、笹塚さん」弥子ちゃんもいる。「あれ、お花を買うんですか?」
    「やぁ、弥子ちゃん......」
    「こらこらこら!」あの吾代とかいうチンピラ風の男がつっかかってくる。「勤務時間中になに油売ってんだよ?」
    「......」
    「なんとか言えよ、おら。てめぇらの一分一秒はなぁ、俺らの税金でまかなってんだぞ。ちゃんと働け、この野郎」
    「まぁまぁ」助手が笑顔でチンピラを壁にグシャッと押しつける。「いま、『謎』とおっしゃいましたよね?」
    「ああ、蝶のことだよ」”

    笹塚さんの過去の、家族を殺された後の空白の間の話。

    “「エマ、道を教えてくれ!」
    「そこの信号!」エマがフロントガラスを指さす。「右に曲がって路地に入って!」
    俺はエマの言うとおりにステアリングをさばいた。
    車一台がやっととおれる路地をぬけ、道をふさぐトラックにボディをこすりつけ、サイドミラーをはじき飛ばしながら走った。
    が、噴水広場まであと二キロのところで、またしても渋滞に捕まってしまった。
    道路の先には、どこまでも車のテールランプが連なっている。
    「走るぞ、エマ!」
    俺たちが車をすてて走りだすと、ドライバーたちのイラだったクラクションがそこかしこで炸裂した。
    俺とエマは手をつないで、車のあいだを駆けぬけた。
    「トガシは、君をたすけるために、ナツメ・ファミリアから破門してもらったんだ!」乱れた呼吸の合間に、俺はエマに言った。「フジカワを狙撃したら、トガシは自分も死ぬつもりなんだっ!」”

  • 話が凝ってておもしろかった!

  • 笹塚さん(´;ω;`)

  • 笹塚さん…!!

    出てくる人みなさん、ご家族を誰かに殺された人たちばかりでしたね。
    ずいぶん文章はライトでしたが、その境遇は深く比較してみるとそれぞれ味わいのあるものだったのかと。
    笹塚さんは優しい人なんだなぁと改めて感じた一冊でした。笹塚さんに乾杯。

    こんな感じの過去エピ、たくさん見てみたいです。

  • 【B】

  • 笹塚さん追悼ということで購入。
    期待はしていなかったけれど意外と良かった。松井先生の挿絵も多かったし。
    笹塚さんの過去編は、やろうと思えばすっげー鬱にできるよなーと。でもこの小説はそうじゃなかった。それで良かったけど。笹塚さんが可哀想なのは変わらんし。
    でも、大学時代のエピソードには違和感。特に笛吹さん。
    この小説、豹変犯人がいないから、まともだ!ネウロなのに!

    2008.2.9 第5刷/2009.4.22 購入/2009.5.2 読了

  • ネウロ番外編の小説。笹塚過去編です。笹塚好きの方、一度読んでみてはいかがでしょうか。

  • 笹塚さんの話。
    ネウロはギャグとドS部分が好きなので、こっちの小説はあんまり・・・。
    笹塚さんファンには楽しめるかと・・・。

  • 期待しないで買ったら凄く面白かったです。

  • 若い笹塚さんが痛々しくって…生き生きしてて…。

    毎年7月20日にはこれを読み返すことにします。

  • 寝る前にちょっと読む本を探していたら、以前妹に貸してもらったネウロの小説が目に入ったので。
    開いてちょっと読むつもりが、全部読んじゃった(*´∀`*)
    予想外に面白かった〜。(失礼)
    笹塚さんが主人公で、ネウロと弥子ちゃんはジャンボ餃子の絡みだけだったけど。
    マフィアは切ないねぇぇ。現実はどうだか知らないが。
    可愛いエマにキュンキュンした。
    行動的な女の子は動かしやすいだろうな〜。いいな〜(゜ω゜)

    ちょっと漫画の小説版というのにも興味がわきました。
    けどやっぱあの奇妙な感じは漫画ネウロならではだよね。
    笹塚さん主人公でよかった。

  • 笹塚のキャラが後半にかけて大分崩れてきてる感じがするけど、話自体は割りと楽しめた。
    しかし犯人の犯行の動機とかがあまりにもしっかりしすぎてて、ネウロっぽくないと言えばそうかもしれない。

  • 笹塚さんがだいすきでだいすきでもう好きすぎるほど
    だいすきなんだけど、
    これどうしたらいいんだろうね…
    ネウロは空気でしたね。もちろんヤコもね。
    2人のDVぷりがたまらなく好きだからさみしいですね
    とりあえず単行本集めるところからはじめるか…

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著者プロフィール

松井優征(まつい ゆうせい)
1979年生まれ、埼玉県出身の漫画家。2001年に「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
2004年に 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。テレビアニメ化もされた代表作の一つとなる。
2012年、『週刊少年ジャンプ』31号から『暗殺教室』を連載開始。恩師を殺すことが最終目的、という設定から極めて高い人気を誇り、アニメ化、実写映画化される大ヒット作・代表作になった。

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