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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087032932
作品紹介・あらすじ
ジャンプ小説新人賞、初の金賞受賞作を刊行!! 永遠に世界をさまよう刑罰“流浪刑"を科せられた少年・クロニコ。彼は無数の世界で、様々な人々と出会う…。
感想・レビュー・書評
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世界観が凄い。まだ記述されていない他の国も見てみたい。
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様々な刑を科せられた罪人たちが
それぞれの世界で、永遠とも思える務めを果たしていく。
各世界を巡り移ろうクロニコの旅は、
流浪刑という特殊な設定のおかげで
銀河鉄道999のような風情を漂わせつつ
どこか懐かしい匂いがする。
彼らの刑に終わりはあるのか。
その償いに意味はあるのか。
コツコツ頑張る人を応援するような小説。
騒がしくて、最後にちょっとだけお涙頂戴的な
最近のライトノベルの風潮とは一線を画した
生きていることのはかなさを描いた冒険小説。
(なんて、ラノベ全体を語るほどはよく知ってはいないのだけれど……)
ただ文章技術はちょっと甘さが感じられて
『乾ききり、ひび割れた硬い土が"広がった"荒野が"広がって"いた』
と表現が重複したり、
『卵の殻』と表現した次の文で『ハリネズミ』と例えたりする。
物語と関係なく、表現で突っかかってしまうのは読んでいて残念。
完結しているようには見えないので続編があるのかな。
個人的には何かしら終わりの形を見せて欲しかったです。
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