- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087034738
作品紹介・あらすじ
週刊少年ジャンプでの大人気連載漫画、『鬼滅の刃』初小説(ノベライズ)!!
立ち寄った村で婚礼に招待された炭治郎たち。禰豆子と同じくらいの年である花嫁の艶姿を見て、炭治郎は妹の倖せを思う。
その他、鬼殺隊の本編では語られなかった出来事が明らかに。
我妻善逸がはじめて鬼を斬ったその日の出来事とは。
炭治郎、善逸、伊之助の『女難の相』とは。
蝶屋敷の少女たち、アオイとカナヲのひそやかな一日の出来事とは。
そして大好評番外編『キメツ学園』のノベライズも。
吾峠先生完全監修、描きおろしイラストも多数収録。ファン必見の一冊になること間違いなし。
感想・レビュー・書評
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漫画『鬼滅の刃』のノベライズ本。
漫画をただ小説化したのではなく、本編の幕間の話なのがうれしかった。
コミカルで、さらっと楽しめる。
初めて鬼を斬った話など、どれも善逸の出番が多め。
炭治郎、善逸、伊之助のからみや、禰豆子とのやりとりなど、他のメンバーもバランスよく出ると、なおよかったかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫画本編8巻を読んだあとがオススメ!
「鬼滅の刃」外伝的ノベライズ、第1弾!
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【第1話・しあわせの花】
鬼殺隊の助けとなってくれる藤の家紋の家で、療養していた炭治郎たち。
その近所の娘が嫁ぐことになり、炭治郎たちは祝いの場に招かれる。
しかし花嫁姿の娘を見た炭治郎の心には、なぜか痛みが走り…
→誰かが傷つく姿を、自分が至らなかったせいだと考えかちな炭治郎ならではの苦悩を描いた物語です。でも、この世にはどうしようもない出来事が起こり得る。それをみんな、「なんとかできなのでは」「自分の力がおよばなかったから」と考えてしまうのは、実は傲慢なことなのかもしれませんね。
漫画本編にも内容は違えど、おなじように回想の禰豆子に諭されるエピソードが登場しています。
【第2話・誰が為に】
善逸は山の麓近くの道で泣いている小百合という少女に出会う。義父が鬼に遭遇した際、自分を見逃してくれたら義理の娘である小百合を鬼にさしだすと約束してしまったためであった。
小百合を放っておけなかった善逸は、自分が鬼を退治してくる!と言ってしまうのだが…
→善逸と雷の呼吸の師匠であるじいちゃんとの回想も入っており、まだ自分の中に眠る力を自覚していない善逸に、真のやさしさや強さについて教え諭すじいちゃんの姿が印象的でした。
【第3話・占い騒動顛末記】
老女に突然「じょなんのそうが出ている」と言われた善逸は、その占いを信じこみ、ことあるごとに女性を怖がってしまう。そんな善逸の姿に戸惑ったりあきれる炭治郎と伊之助だったが…
→2話とおなじく、善逸が騒がしいお話(笑)しかしながら、ひとりだった善逸が、ひとりではないことの幸せをかみしめる話でもあり、とてもあたたかい気持ちになれる物語です。
【第4話・アオイとカナヲ】
アオイは蝶屋敷にて救護人の看護にあたっている鬼殺隊隊士である。最終選抜は突破したものの、恐怖でその後の任務に向かうことができなくなってしまい、蝶屋敷で働いているのだ。しかしそんなアオイは自分のことを内心、卑下していた。しかしその一方、なにを考えているか読めない少女・カナヲは、鬼の討伐にさらっと向かっていく。悶々とした葛藤を抱えていたアオイだったが、ある日しのぶにカナヲと一緒におつかいをたのまれ…
→漫画本編でも、鬼の討伐に行けないアオイが、自分の存在意義に悩む描写がありましまたが、この短編ではそれよりもすこしだけ深くゆっくりと、アオイの心情を知ることができます。漫画8巻終わりのエピソードからつながるお話でもあるので、8巻を読まれてからのほうがオススメです。
【第5話・中高一貫☆キメツ学園物語!!】
風紀委員の仕事がハードすぎて、委員を辞めたいと打ち明ける善逸。そこで、風紀委員会顧問の冨岡先生に、「委員を辞めます」というための作戦を立てるが…
→ここでもメインは善逸。てか5つの外伝のうち3つが善逸中心(笑)善逸というキャラがいかに愛され、動かしやすいか(笑)ということがよくわかりますね!先生たちの変人ぶりも堪能できるお話です。
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冨岡先生のキャラがとんでもない笑
幕間の短編が四作とキメツ学園が一作の短編集
炭治郎が心の中で善逸のことを気持ち悪がり過ぎて笑った
割とギャグ寄り、善逸多め -
めざましテレビで紹介!
週刊少年ジャンプでの大人気連載漫画、『鬼滅の刃』初小説!描きおろしイラストも多数収録。 -
緊迫した内容の本編と違って、ホノボノと読める小説版。
妹の幸せを願う炭治郎こそ、幸せな人生を送ってほしい。
善逸は元々女難の相はある気がする…(笑)
でも、本当にいい人なんだなぁ。騙されても、自分の為ではなく相手の為に良い方へと解釈する。なかなかできないよ…。
アオイとカナヲの話は本当に良かった。嫌な奴も制裁をしっかり受けてスカッとした。
そして、遊郭にアオイが行かなくて本当に良かった。
最後は癒やしのギャグ小説。 -
サッと一気に読めます。本が苦手なお子さんでもこれなら楽しく読めるのでは?
ちなみに普段読む本は、ほぼ漫画な我が子も一気に読破できました。鬼滅の刃のスピンオフ、とても面白かったです。字で読んでいてもその場面が頭に浮かぶようでした。 -
良き
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テレビで鬼滅の刃のアニメと映画を放送していた流れで、小説版も読んでみました!
任務の間の炭治郎たちの日常が垣間見れてほっこりしました!
カナヲやアオイのお話とか、漫画では描かれてなかった2人の関係性が見れて良かった!
短編集でサクサク読めるので、普段小説をあまり読まない人も気軽に読めるのではないかと思います。