知の休日 ―退屈な時間をどう遊ぶか (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 189
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087200010

作品紹介・あらすじ

本と遊ぶ。アートと遊ぶ。車と遊ぶ。体と遊ぶ…。この本は、ふだん忙しい生活のなかで頭と心がコチコチに固まりきっているのを、どうすればまともな状態にもどすことができるかという遊びの実験である。"知"という字には、ココロとふりがなをふってもいいし、アタマと読んでもいい。著者は、身近な例をあげながら、アタマとココロに心地よい刺戟を与える新しい緊張感のある休日を提案する。好奇心と知的な娯しみに支えられた、本当の意味でリフレッシュされた休日をつくりだすためのマニュアルがここにある。

感想・レビュー・書評

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  • "いい加減に(Good feeling)頭、体、心を休める休日の過ごし方の提案をしている本。五木さんの体験からあふれ出てくるリフレッシュ法の数々。なるほどと共感したところは、アートと遊ぶのところ。美術館やオペラ、バレエなどの楽しみ方。まだまだ芸術のたしなみは初心者の私のハードルを下げてくれた。なるほど!そんな風に眺めてみるのね~(気になった方はどうぞ、本書をお読みください)。
    ちょっと活字から離れていた自分のリハビリにちょうど良い本だった。"

  • 暇つぶしにはちょうどいい本

  • 五木寛之 著「知の休日 退屈な時間をどう遊ぶか」、1999.12発行、著者67歳の時の作品です。退屈するとは、時間の流れがゆっくり感じられること。一日が長く思われることはとてもいいことだとw。そうですね!(^-^) 私の場合、一日は長く、一年は短いですが(爆)。何とでも遊ぶ、何かと遊ぼうという気持ちが大事だそうです。子供と、犬や猫と、辞書を開いて、新聞を声に出して読んで、空想の世界に入って、究極の三冊を選び出すという作業に挑戦してetc。膝は曲げ腰は伸ばしたまま洗面所の前で歯を磨く。これは運動ですねw。

  • 目次には、「本と遊ぶ」「体と遊ぶ」「アートと遊ぶ」「車と遊ぶ」「声と遊ぶ」「靴と遊ぶ」「夢と遊ぶ」「何とでも遊ぶ」というタイトルが並んでいます。ときにややマニアックとも思えるような、あらゆる対象に関心を向けて遊ぶ方法を著者が語っている本です。

    たとえば、著者が足の指に名前をつけて、一本一本ていねいに洗っていることについて語っています。画廊や美術館では、自分が国際的な美術品泥棒になったつもりで、もし一点だけを盗むとしたらどれを盗むか真剣に考えるといいます。笑ってしまったのは、夢の世界をコントロールするために著者が工夫を凝らしたというくだりです。子どもの頃、おいしそうなまんじゅうを口に入れようとした瞬間に目が覚めるという経験がしばしばあったという著者は、意識が戻ってきそうになるあたりで、「これは夢ではない。これは真実だ。いま手にしているこのまんじゅうは本物だ。それを信じろ」と言い聞かせるトレーニングを積んで、手にしたまんじゅうをぱくりと口に入れ、その餡のねっとりとした甘さを味わうことができたと述べています。青年期には同じ方法で、フランス映画の女優とベッド・インする夢を、最後まで見ることに成功したことも明かされています。

    強い刺激を求めるのではなく、何気ない日常を存分に楽しむというスタンスには共感できました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    本と遊ぶ。アートと遊ぶ。車と遊ぶ。体と遊ぶ…。この本は、ふだん忙しい生活のなかで頭と心がコチコチに固まりきっているのを、どうすればまともな状態にもどすことができるかという遊びの実験である。“知”という字には、ココロとふりがなをふってもいいし、アタマと読んでもいい。著者は、身近な例をあげながら、アタマとココロに心地よい刺戟を与える新しい緊張感のある休日を提案する。好奇心と知的な娯しみに支えられた、本当の意味でリフレッシュされた休日をつくりだすためのマニュアルがここにある。

    目次
    第1章 本と遊ぶ
    第2章 体と遊ぶ
    第3章 アートと遊ぶ
    第4章 車と遊ぶ
    第5章 声と遊ぶ
    第6章 靴と遊ぶ
    第7章 夢と遊ぶ
    第8章 何とでも遊ぶ

  • <ふさぎの虫>と遊べ。自分の時間を生きろ。自分の世界を作れ。

  • 私は興味深く読めました。タイトルから連想したのとはちょっと違う内容でした。健康に関して色々書いていた気がする。酒をうんと飲もうと思うなら、最初の一杯を三分間かけて飲めというのは、試してみようと思う。三冊の本を選んであとは捨てるというのは断捨離に通じる。足首をまわしたり、ふくらはぎをマッサージするのも、健康にとても良いと聞いた事がある。声に出して本を読むというのも面白そうだ。健康オタクの自分としては、面白く読めました。

  • 忙しい毎日。仕事に追われる毎日。
    平日はもちろんだが、休日も業務知識を補充するための勉強、資格取得のための勉強と忙しなく、何かに追われているように頑張っている。
    どんどん進歩していくからそれに追いつけるように頑張らなくてはいけない時代ともいえる。
    こんな時代だからこそ、頭休めが必要と著者はいう。ただし、だらけて寝過ごすっていう生活は平日と休日のストレスのギャップが多すぎるからだめだって。適度に休日もストレスがあったほうがいいのでは??休日くらい好きなこと(集中するドライブしたり、靴を磨いたり、本を読んだり)するのがいいよって。

    面白かったこと
    ・本は3冊まで(やべえこれは僕にも無理だ)
    ・活字を読む病気(はい私もです。これ!何で本を声に出して読まないんだ!(驚)っていう時代があったとは)
    ・お酒や絵画は十分に味わうこと

  • 休日に弛緩過ぎるのはよくない、という前提に立って、五木寛之流の「遊び方」が提案されていきます。軽い読み物ですね、本当に。

    五木寛之の作品を恥ずかしながら初めて読んだんですが、抱いていたイメージに近い内容・文体だったので安心して読めました。人生経験を積んだ人の言葉、と思って読めば、科学的根拠は乏しいものでもそれなりに説得力がありますね。芸術に対する接し方などについての意見は、僕のような素人の肩の力を抜かせるには十分でした。

    社会人になったら、休日の過ごし方も大きく変わっていくと思います。心構えをするに当たって参考になりました。

  • 本と
    体と
    アートと
    車と
    声と
    靴と
    夢と
    何とでも

    遊ぶ。

    共感が持てたような、持てなかったような。
    とりあえず、休日の上手い使い方というかなんというか。
    こういう風に僕は過ごしましたよ、的な本でした。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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