- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087200973
感想・レビュー・書評
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旅の精神論。本当に素晴らしい。
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[ 内容 ]
不自由な日常から、自由な世界へ。
オートバイを愛し、野宿旅を続けている人気作家が、その思想と実践について語る。
北海道から九州までのお薦めのポイント、野宿や運転技術の具体的なノウハウなど、役立つ情報も満載。
さらに、著者自身のユニークなエピソードも交えつつ、自然の呼吸を皮膚で感じる素晴らしさ、速度の持つ超越的な力など、自由な旅に出ることの本質を論じていく。
カラー口絵4ページをはじめ、著者秘蔵のツーリング写真も掲載。
[ 目次 ]
第1章 オートバイとの出会い
第2章 北海道への旅
第3章 基本は野宿
第4章 本州~九州
第5章 旅の心得
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
オートバイで旅に出る前に読むと、最高。
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いやこれは名著。哲学書でもあると思う。
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うーん。もっと若いうちに(せめて学生時代とかまでに)自分もオートバイと出会えてたらよかったのになと思う。
なんのために、わざわざ雨に濡れに行ったりするのか?野宿なんかするのか?ということが書いてある。
自宅でごろごろしていたり、本ばかり読んでないで自分の方法で旅に出なさいと著者は言っています。 -
私の「バイクに乗りたい」という気持ちの80%は花村萬月の小説からきています。それくらいこの人の本にはバイクへの愛情があふれている。そんな花村萬月が書いたバイクエッセイとなれば、読まない訳にはいかないでしょう!
読んだら旅に出たくなる事間違いなし。まぁ、野宿はしないけどね…。いつか沖縄を走りたいなぁ。 -
今の自分には、この本はちょっと熱すぎる・・・もっと若い時分に読みたかったな。
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何故、徒歩でなく、自動車でなく、オートバイで旅をするのか?
この本を読んでいると作者のオートバイに対する情熱がうかがえます。
オートバイは風を感じることが出来る。そして、その意味で著者は野宿を勧めています。
読み終えた後、自由奔放な旅に出たいと思わせてくれる一冊。