陰陽師―安倍晴明の末裔たち (集英社新書)

著者 : 荒俣宏
  • 集英社 (2002年12月発売)
3.17
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  • 本棚登録 :101
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087201734

陰陽師―安倍晴明の末裔たち (集英社新書)の感想・レビュー・書評

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  • ブームとなった安倍晴明を代表とする平安時代の陰陽道ではなく、その系譜を現代に引きついた民間の陰陽師に関して、著者自身が聴き取り調査をおこなった流ポタージュです。取り上げられているのは、岡山の上原大夫と「金神」、高知の芦田主馬太夫、そして同じ高知のいざなぎ流の末裔とされる人びとの中に今も受け継がれている、もう一つの「陰陽道」です。

    興味をかき立てられる内容であることは事実なのですが、近代以降の民間信仰をメイン・テーマとするのであれば、もう少し広い意味での政治的な脈絡についても踏み込んで考察を展開してほしかったという気がします。もっとも、そうした議論はアカデミズムにおける民俗学者に期待するべきで、偉大なるディレッタントともいうべき著者にそうした役割を求めるのはお門違いなのかもしれませんが。

  • 荒俣宏といえば、「帝都物語」。
    「帝都物語」といえば、「陰陽師」。

    だと思っていたので、この本が「帝都物語」のあとに書かれたというのは、けっこう意外です。

    荒俣宏は、博物学者をめざしていて、ものすごい知識を持っているというのが、わたしのイメージ。
    だから、この本で書いたようなことは、もうとっくに知っているのだとばかり思っていました。

    だいたいこの本、おもしろいんだけど、いつもの不思議な荒俣節が見られなくて、とってもおとなしい真面目な本になっています。
    これは、荒俣ファンではなくて、新書の読者のために書かれた本ということなんでしょうか?

    てな、作者への興味はおいておくとして(笑)

    「陰陽師」というのは、本当におもしろい集団だなぁと思います。
    僧侶であるとか、山伏であるとかは、信仰の結果として、超能力を得るわけですが、陰陽師の場合は、そういう中心になる信仰がないんですね。
    そして、信仰がない故に、いろいろなものの技術だけを抜き出していく。
    潔斎するのも、神に仕えるからではなくて、そうすると術の能力があがるからという身も蓋もないところがあります。

    そういう魔術というのは、かなり珍しいのではないかと思ってしまいます。

  • 2回目読了。やっとなんとなく理解できたような…。

  • 小田原などを舞台とした作品です。

  • 2003年2月24日購入。
    2009年10月30日読了。

  • 70%ほどで挫折・・・

  • 民俗学的視点からの陰陽師に対する見解は読み応えがある。

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