ロンドンの小さな博物館 (集英社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087201956

作品紹介・あらすじ

ロンドンにはたくさんの博物館がある。一番有名なのは大英博物館だろうが、これを頂点として、そのすそ野に二百余りもの中小館があることは、意外と知られていない。一九九四年からロンドンに住みはじめた著者は、とあるふしぎな一館に足を踏み入れたのをきっかけに、小さな博物館探険にのめりこんでいく。美的空間。驚異の館。英国の歴史の保管庫。風変わりなオブジェの収納所。背景にある物語が魅力の場所。踏破した館はいつしか約百五十に。住みながら通いつめ、リサーチする、現地在住ジャーナリストならではの視点で、よりすぐりの十六館を紹介する。

感想・レビュー・書評

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    ロンドンにはたくさんの博物館がある。
    一番有名なのは大英博物館だろうが、これを頂点として、そのすそ野に二百余りもの中小館があることは、意外と知られていない。
    一九九四年からロンドンに住みはじめた著者は、とあるふしぎな一館に足を踏み入れたのをきっかけに、小さな博物館探険にのめりこんでいく。
    美的空間。
    驚異の館。
    英国の歴史の保管庫。
    風変わりなオブジェの収納所。背景にある物語が魅力の場所。
    踏破した館はいつしか約百五十に。
    住みながら通いつめ、リサーチする、現地在住ジャーナリストならではの視点で、よりすぐりの十六館を紹介する。

    [ 目次 ]
    建築家が見た「古代ギリシャ・ローマの夢」の破片―サー・ジョン・ソーンズ・ミュージアム
    永遠のガーデニング王国、英国ならではの―庭園史博物館
    ユーフォリアにつつまれた大作曲家の家―ヘンデル・ハウス・ミュージアム
    英国で今も愛されるモリス柄の源泉を訪ねて―ウィリアム・モリス・ギャラリー
    名探偵になって、ホームズ館の謎をさぐりに―シャーロック・ホームズ・ミュージアム
    「紅茶の国」イギリスを築き上げた老舗の威風―トワイニング紅茶博物館
    立体紙芝居屋ベンジャミン・ポロックの玩具の館―ポロックス・トイ・ミュージアム
    ビクトリア時代の手術事情に詳しくなるための―セイント・トーマス・ホスピタル旧手術室とハーブ・ギャレット
    グリニッジの丘で宇宙を想う―グリニッジ王立天文台
    産業革命時代の牧歌的メカ―ウィンブルドン風車博物館
    英国建築の内側に隠された精妙なアラブ世界―レイトン・ハウス・ミュージアム
    貴婦人たちの夢の残り香―扇子博物館
    インク発明家の生涯が凝縮された一部屋展示室―スティーヴンズ・インク博物館
    笑う水さし、睨む壷…マーティン三兄弟の「怪」陶器―マーティンウェア陶器室
    『オトラント城奇譚』の舞台になった、テムズ河畔のゴシック城―ストロウベリー・ヒル
    秘密結社の心臓部に踏みこむ―フリーメイソン博物館

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    [ 参考となる書評 ]

  • この本見てるとものっすごく英国行きたくなるんですよ…ほんと、もう大好き。

  • Web上で訪ねる事ができる隠れ家も多し。

  • 小さい博物館ってなぜかワクワクさせます。そんな小さなワクワクを感じたい方へ。

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著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論。著書に『フェミニズムってなんですか?』(文春新書)、『読むことのクィア――続 愛の技法』(共著、中央大学出版部)など。

「2022年 『トランスジェンダー問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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