- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087202014
作品紹介・あらすじ
「共働き子育て」が増えている。完全失業率が5%を超えて父親が一人で家族を養うライフスタイルのリスクは高くなった。専業主婦の優遇見直しなど国の姿勢の大きな転換もあって、この傾向はますます強まるとみられている。しかし現実の「共働き子育て」生活には悩みも多い。母親に偏りがちな家事育児、仕事への影響、子どもへの後ろめたさ…。そこで、共働き子育て家庭のネットワークを主宰してきた著者は、新しくてポジティブな家庭のモデルを提案。共働き家庭の不安に答えながら、父母の役割分担の考え方、仕事の続け方、合理的な家事育児技術までアイディアを提供。わが家のライフスタイルについて父親と母親が二人で考え選択していくための情報満載の本。
感想・レビュー・書評
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とても実情に沿った内容。
思ったより著者の主張があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
共働きで子育てをする人にとって、具体的なアドバイスや事例がたくさん書かれている。2003年発行なので、情報は古かったりするけれど、とてもためになった。
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現在仕事を辞めて子育てをしています。
今後再就職をして共働きをしたいと思い読んでみました。
しかしあまり参考にはなりませんでした。
仕事を辞めてる人向けの本ではありませんね。
産休・育休や復職後のアドバイスが色々と書いてありましたが
なんとかなるさ的な部分も多く、
現実はもっと厳しいのでは?と疑問でした。
またメリットばかりが語られていて少々内容に
偏りがあるように感じました。
読んだあとにやっぱり共働きは無理かもと思ってしまいました。 -
[ 内容 ]
「共働き子育て」が増えている。
完全失業率が5%を超えて父親が一人で家族を養うライフスタイルのリスクは高くなった。
専業主婦の優遇見直しなど国の姿勢の大きな転換もあって、この傾向はますます強まるとみられている。
しかし現実の「共働き子育て」生活には悩みも多い。
母親に偏りがちな家事育児、仕事への影響、子どもへの後ろめたさ…。
そこで、共働き子育て家庭のネットワークを主宰してきた著者は、新しくてポジティブな家庭のモデルを提案。
共働き家庭の不安に答えながら、父母の役割分担の考え方、仕事の続け方、合理的な家事育児技術までアイディアを提供。
わが家のライフスタイルについて父親と母親が二人で考え選択していくための情報満載の本。
[ 目次 ]
第1章 共働き子育ての時代がやってきた
第2章 共働き子育ての、こんなところが不安
第3章 子どもの預け先の選び方
第4章 仕事をうまく続けるために
第5章 働き始めてからの悩み
第6章 多忙な家庭生活の切り回し方
第7章 保育園生活を楽しむ
第8章 保育園後はどうなる?
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
近々産休に入るので、保育・共働き関係の本を読み漁ってます。
2011年に法改正があったので情報は少し古いですが、パパとの付き合い方のヒントが多く参考になりました。
また、保育園以外の保育事例も多く実践的です。
ただ、三歳児神話を信じてる人を説得するにはちょっとパワーが足りないかな。 -
日本の”男が働き女が支える”では日本がもたなくなってきた。
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育児休暇中に家事をした分は育児休暇が明けてもその人の負担になってしまいがちだから注意とか、保育園の選び方とか、役に立つアドバイスがたくさんあって心強いのでは。これは保育園に預けると決めた人が読む分にはとてもいい。
気になった点は、三歳児神話の否定の理由がやや弱いかな~ということ。
勿論、世の親が思いがちな、保育園に預ける罪悪感はまったく持つ必要がないと思う。ただ(状況的に無理そうだけれど未だに幼稚園がいいなと思っている私から見て、)この本にかかれている保育園のメリットは、幼稚園に行くことでも享受できる。つまり幼稚園に勝るメリットがない。もともと保育園は育児に欠ける環境を理由に預ける施設で、どちらか選ぶものではないのだから、当たり前か。経済的に共働きせざるを得ないけれど、幼稚園のような教育も欲しいと思っている親は多いと思う。 -
認可保育園の結果待ち中、復職前に読みました。
前半の「きれいな片付いた部屋=温かい家庭ではない」というような内容の文を読んで、少し気が楽になりました。
三歳児神話についても、「愛情を持って子供に接してくれる大人がいれば(=保育園)、子供は大丈夫、それは必ずしも両親でなくてもよい」と。
働きながら子育てをすることに自信を持たせてくれる一方で、気をつけるべきポイントについてもきちんと触れている点もよかったです。
かわいい我が子を預けて働くことに対して、不安を持っている人にお勧めしたい本でした。 -
共働きで子どもが欲しいけど仕事どうしよう…と悩んでいる人にオススメ。たぶんいろいろ調べたらわかるんだろうけど、保育所とか自治体の支援についての情報と活用の仕方を中心に書かれており、なんとかなりそうと思えてくる。家に母親がいることが良いというのは思いこみであって、自分たちでよく考えて、幸せに生きられたらそれでいい。そういうのを後押ししてくれる。